| A1 | Superior | B1 | Can't You Feel It |
| A2 | We Gotta Do It | B2 | Do You Love Like You Dance |
| A3 | Hungry for Your Love | B3 | Look What's Showin' Through |
| A4 | I Want Your Love | B4 | Smack Dab in the Middle |
| A5 | Oye Mi Gente (Life Is Hard) |
ごらん下さい、この色使いを。
中古レコード店にて本作を手に取った瞬間、真っ先に思い浮かんだのは、永谷園のお茶づけ。
そういえば最近、永谷園のお茶づけを食べてないな。久しぶりに食べたいな。
ただそれだけの理由で、得体の知れないレコードをつまんでしまうのでした。
安値で売られているレコードは、それを買わなければならない理由について、あれこれ自問したり、熟考したり、あるいは煩悶したりする必要がまったくありません。軽い気持ちで、それこそノリで買ってしまえばよいのです。いや、この場合は海苔か。
R. O. A. R.というグループ名は、メンバーの頭文字を重ねただけ。何のヒネリもありません。
roarには咆哮、吠えるの意味があります。しかし本作はそれほど吠えてないですよ。バディ・リッチの"The Roar of '74"の方がよっぽど吠えとる。
内容は80'sポップスに、過剰なラテン・パーカッションをまぶしたもの。
バンド・サウンドの鍵を握るのは、チェスター・トンプソンなるキーボード・プレイヤーです。どこかで聞いたような名前だな、と思ったらタワー・オブ・パワーの"Live and in Living Color"で、オルガンをぶっ壊しそうなくらい激しく弾いていた人でした。
サルサやサンタナで活躍した打楽器の名手たちがやりたい放題に叩きまくり、それらの打撃音がいかにも80年代なエコーのかかったドラム・マシンのけばけばしい音と不思議な調和を見せてくれる珍作。
イケイケの曲がほとんどの本作にあって、ほのかに塩辛い雰囲気のA4が心に残ります。オレステス・ヴィラトのパーカッション・ソロに、そこはかとないセンティミエントが漂ってるぞ。
中古レコード店にて本作を手に取った瞬間、真っ先に思い浮かんだのは、永谷園のお茶づけ。
そういえば最近、永谷園のお茶づけを食べてないな。久しぶりに食べたいな。
ただそれだけの理由で、得体の知れないレコードをつまんでしまうのでした。
安値で売られているレコードは、それを買わなければならない理由について、あれこれ自問したり、熟考したり、あるいは煩悶したりする必要がまったくありません。軽い気持ちで、それこそノリで買ってしまえばよいのです。いや、この場合は海苔か。
R. O. A. R.というグループ名は、メンバーの頭文字を重ねただけ。何のヒネリもありません。
roarには咆哮、吠えるの意味があります。しかし本作はそれほど吠えてないですよ。バディ・リッチの"The Roar of '74"の方がよっぽど吠えとる。
内容は80'sポップスに、過剰なラテン・パーカッションをまぶしたもの。
バンド・サウンドの鍵を握るのは、チェスター・トンプソンなるキーボード・プレイヤーです。どこかで聞いたような名前だな、と思ったらタワー・オブ・パワーの"Live and in Living Color"で、オルガンをぶっ壊しそうなくらい激しく弾いていた人でした。
サルサやサンタナで活躍した打楽器の名手たちがやりたい放題に叩きまくり、それらの打撃音がいかにも80年代なエコーのかかったドラム・マシンのけばけばしい音と不思議な調和を見せてくれる珍作。
イケイケの曲がほとんどの本作にあって、ほのかに塩辛い雰囲気のA4が心に残ります。オレステス・ヴィラトのパーカッション・ソロに、そこはかとないセンティミエントが漂ってるぞ。
| ★★★ | 採点表を見る |
Produced by Raul Rekow, Chester Thompson, Alex Ligertwood, Orestes Vilato, Armando Peraza, Rafael Cornejo
R. O. A. R.
Raul Rekow (Group Leader): Congas, Percussion, Background Vocals
Alex Ligertwood: Lead Vocals & Background Vocals
Chester Thompson: Keyboards, Synthesizers (Oberheim Expander, Yamaha 816, DX7, Prophet, Piano), Background Vocals
Orestes Vilato: Timbales, Quinto Solo on A4, Bongos on B1, Background Vocals
Armando Peraza: Bongos
Rafael Cornejo: Background Vocals
Additional Musicians
Keith Jones: Bass
Ray Obiedo: Rhythm Guitar
Stef Birnbaum: Lead Guitar on B3
Corrado Rustici: Lead & Rhythm Guitar on A1 and A3
Greg Walker: Background Vocals
Drum Machine Programs: Phil Kaffel, Chester Thompson & Keith Jones on A2
Arranged by Chester Thompson
Recorded at The Plant (Sausalito), The Automatt (San Francisco), Fantasy Studios (Berkeley)
Mixed at Fantasy Studios & The Automatt
Head Engineer: Phil Kaffel
First Engineer: Michael Jones
Second Engineers: Dave Luke, Tom Mix, Dana Jon Chappelle, Maureen Drooney, Wayne Lewis, Michael Rosen
Art Direction: Lane / Donald
Design: David Coleman
Photography: Jim Marshall
R. O. A. R.
Raul Rekow (Group Leader): Congas, Percussion, Background Vocals
Alex Ligertwood: Lead Vocals & Background Vocals
Chester Thompson: Keyboards, Synthesizers (Oberheim Expander, Yamaha 816, DX7, Prophet, Piano), Background Vocals
Orestes Vilato: Timbales, Quinto Solo on A4, Bongos on B1, Background Vocals
Armando Peraza: Bongos
Rafael Cornejo: Background Vocals
Additional Musicians
Keith Jones: Bass
Ray Obiedo: Rhythm Guitar
Stef Birnbaum: Lead Guitar on B3
Corrado Rustici: Lead & Rhythm Guitar on A1 and A3
Greg Walker: Background Vocals
Drum Machine Programs: Phil Kaffel, Chester Thompson & Keith Jones on A2
Arranged by Chester Thompson
Recorded at The Plant (Sausalito), The Automatt (San Francisco), Fantasy Studios (Berkeley)
Mixed at Fantasy Studios & The Automatt
Head Engineer: Phil Kaffel
First Engineer: Michael Jones
Second Engineers: Dave Luke, Tom Mix, Dana Jon Chappelle, Maureen Drooney, Wayne Lewis, Michael Rosen
Art Direction: Lane / Donald
Design: David Coleman
Photography: Jim Marshall
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