2020/08/20

The California Raisins Sing the Hit Songs ('87)

A1I Heard It Through the GrapevineB1La Bamba
A2Lean on MeB2Respect
A3Stand by MeB3When a Man Loves a Woman
A4You Can't Hurry LoveB4Sweet, Delicious & Marvelous
A5Heartbreak HotelB5Mony, Mony
 カリフォルニア・レーズンズなる干しブドウの業者が、テレビCMのためにレーズンを擬人化しました。

 ごらん下さい。レーズンに目鼻口と手足をくっつけたこのキャラクター。いかにもアメリカらしい、直球のデザインだなあ。あんまりかわいくない。レーズン牧野の方がずっとかわいいですよ。

 こいつらが歌って踊るレーズンCMのサントラ用に、ミュージシャンをかき集めて即席バンドを結成しました。そのバンド、かなりの力量です。このまま解散するなんてもったいないじゃん、ということで、せっかくだからアルバムをこさえました。それが本作。

 バンドの中心、リード・ヴォーカルはバディ・マイルスという人。本職はドラマーらしい。
 レーズンがひと粒でも多く売れるよう、心を込めて歌っています。

 リストには有名曲、ヒット曲がずらりと並んでいますね。
 B4のみオリジナル。本作のプロデューサー、ロス・ヴァネリの作。

 タイトルにブドウの木(grapevine)が含まれるA1「悲しいうわさ」は順当な選曲でしょう。シングル・カットされ、けっこうヒットしたみたい。

 他の曲も、1987年当時の人々にはなじみのある曲ばかり。
 A3「スタンド・バイ・ミー」やB1「ラ・バンバ」は同名映画が公開され、再注目されていました。
 またA2「私を頼りに」、A4「恋はあせらず」、B5「モニー・モニー」のような懐メロは、80年代にカバー・バージョンがヒットしたことで、若い世代にもよく知られていました。モンストロが飛んだわけです。

 有名曲を、上手いバンドが、手堅くカバーするこの企画。それなりに聴けるものの、あんまり心に残るものではありません。ドライブのBGMとして、同乗者といっしょに歌ったりすると楽しいかも。みんなが知っている曲は、そういうとき強いですからね。
★★★

Produced by Ross Vannelli
Arranged by Ed Grenga and Ross Vannelli

Lead Vocals by Buddy Miles
Except A4 and B1 by Ellis Hall

Backgrounds:
Howard Smith, Leslie Smith & Howard McCrary

Musicians:
Ed Grenga: Keyboards and Synthesizers
Pat Kelly: Electrical and Acoustic Guitars
David Marotta: Bass Guitar
David Stefanelli: Drums and Percussion
David Woodford: Saxophone and Additional Horn Arrangements on B4

Recorded and Digitally Mixed at Studio 99

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