A1 | Let's Paint the Town | B1 | I Can't Get Enough of Your Love |
A2 | Wrapped up in Your Love | B2 | Knowing You're My Everything |
A3 | I'm in Too Deep | B3 | Never Too Far Away |
B4 | Let's Do It Together | ||
B5 | The Night We Called It a Day |
本作が登場した1979年というのは、作り手も聴き手も、ディスコ音楽に飽き、あるいは疲れていた頃なのではないか。そういう気がします。盤面から、そういう空気が漂っています。
ノン・ストップ・ミックスされたA面からは、あまりやる気が感じられない。ディスコ後期、倦怠期にありがちな、ムダに長くしている水増しの感は否めません。
おまけにB面と比べると、A面は音がよくない。ノン・ストップ・ミックスの工程で音質を保持できず、劣化させてしまったのでしょう。素人か。
しかしながらB面は、なかなか聴かせます。プロデューサーのフレデリック・ナイトにありがちな、演歌っぽいソウル・ミュージックです。
本作が唯一のアルバムであるジェームズ・ブラッドリーは、声も歌いっぷりもフレデリック・ナイトによく似ています。イケイケのディスコなA面よりも、野暮ったい曲が並ぶB面の方がこのヴォーカリストにはそぐっているような気がする。
とりわけディスコに背を向けたかのようなゆっくりテンポのバラードB2がいい。胸毛ボーボーのおいちゃんが愚直に歌い上げる様子は、胸に迫るものがあります。
クレジットに気になる名前を見つけました。いち伴奏者としてフレッド・ノブロックが参加しています。
ジェームズ・ブラッドリーの野暮ったい歌い方は、ジャンルこそ違えどフレッド・ノブロックにどこか通じるものがある。そんなことに気付いて、何だかうれしくなってしまいました。
ノン・ストップ・ミックスされたA面からは、あまりやる気が感じられない。ディスコ後期、倦怠期にありがちな、ムダに長くしている水増しの感は否めません。
おまけにB面と比べると、A面は音がよくない。ノン・ストップ・ミックスの工程で音質を保持できず、劣化させてしまったのでしょう。素人か。
しかしながらB面は、なかなか聴かせます。プロデューサーのフレデリック・ナイトにありがちな、演歌っぽいソウル・ミュージックです。
本作が唯一のアルバムであるジェームズ・ブラッドリーは、声も歌いっぷりもフレデリック・ナイトによく似ています。イケイケのディスコなA面よりも、野暮ったい曲が並ぶB面の方がこのヴォーカリストにはそぐっているような気がする。
とりわけディスコに背を向けたかのようなゆっくりテンポのバラードB2がいい。胸毛ボーボーのおいちゃんが愚直に歌い上げる様子は、胸に迫るものがあります。
クレジットに気になる名前を見つけました。いち伴奏者としてフレッド・ノブロックが参加しています。
ジェームズ・ブラッドリーの野暮ったい歌い方は、ジャンルこそ違えどフレッド・ノブロックにどこか通じるものがある。そんなことに気付いて、何だかうれしくなってしまいました。
★★★ | 採点表を見る |
Produced by Frederick Knight
Horns & String Arranged by Mike Lewis
Recorded and Remixed at Malaco Studios
Additional Recording at Criteria Studios
Engineers: Wolf Stephenson, James Griffin
Additional Engineers: Steve Klein, Don Gehman
A1, A2, A3 Remixed by Steve Thompson and Michael Arato
A1, A2, A3 Remix Engineer: Michael Barbiero
A3 Remix Engineer: Alec Head
Musicians: Blair Cunningham, Ray Griffin, Fred Knobloch, Carl Marsh, Michael Toles, Carson Whitsett, Dennis Zimmerman
Background Vocals: Frederick Knight, Jewel Bass, Valerie Williams, Cheryl Bundy, Jeanette Williams
Photos by Lonnie Kees and Bill Ray
Graphic Design by Phil Allen of Image Art Studios
Horns & String Arranged by Mike Lewis
Recorded and Remixed at Malaco Studios
Additional Recording at Criteria Studios
Engineers: Wolf Stephenson, James Griffin
Additional Engineers: Steve Klein, Don Gehman
A1, A2, A3 Remixed by Steve Thompson and Michael Arato
A1, A2, A3 Remix Engineer: Michael Barbiero
A3 Remix Engineer: Alec Head
Musicians: Blair Cunningham, Ray Griffin, Fred Knobloch, Carl Marsh, Michael Toles, Carson Whitsett, Dennis Zimmerman
Background Vocals: Frederick Knight, Jewel Bass, Valerie Williams, Cheryl Bundy, Jeanette Williams
Photos by Lonnie Kees and Bill Ray
Graphic Design by Phil Allen of Image Art Studios
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