アーディ・キムラ / ルッキング・フォー・ザ・グッド・ライフ
A1 | Mellow Kind of Love メロウ・カインド・オブ・ラヴ | B1 | Falling フォーリング |
A2 | Lovers & Friends ラヴァーズ&フレンズ | B2 | Coming Home カミング・ホーム |
A3 | 10 Years down the Road テン・イヤーズ・ダウン・ザ・ロード | B3 | Seabird シーバード |
A4 | Moments モーメンツ | B4 | Love Has Arrived ラヴ・ハズ・アライヴド |
A5 | Summer サマー | B5 | Looking for "The Good Life" ルッキン・フォー・ザ・グッド・ライフ |
拙ブログではこれまで何度か、薄汚いオッサンの顔ジャケットが日本のレコード会社によって差し替えられた蛮行に、悲憤慷慨してまいりました。
本作はもしかしたら、その非道の最たるものかもしれません。
というのも、オッサンの顔が大写しのオリジナル・ジャケットを拒絶しておきながら、オッサン本人を徴用して写真の撮り直しを強行しているのです。
上のジャケットの、中央下の辺りをよくごらん下さい。ナガスクジラの下に小さな人影がありますね。見えるかな?
拡大してみたぞ。
ヒゲにメガネのオッサンがジョン・ホールみたいなポーズしとる。オリジナル・ジャケットを排除しなきゃならないほど、薄汚い顔のオッサンには見えませんよね。
この程度の薄汚さなら、まあ写真に入れても大丈夫だろう、と日本のレコード会社も判断したのでしょうか。
あるいは日本のレコード会社にも良心の人がいて、これまで数々の薄汚い顔を葬り去ってきた過去に忸怩たる思いがあったのかも。
ひょっとしたら、オリジナル・ジャケットを差し替えろ、という上層部の命令に、どうしても薄汚い顔を出してあげたい担当者が悩んで妥協して、こういうジャケットになったのではないか。
ま、どんな背景があったにせよ、オリジナル・ジャケットを差し替えるのは、作り手に対する侮辱です。ちっちゃな顔を入れたからといって、何の言い訳にもなりゃしません。
このアルバム、内容はとてもいい。
ハワイの日系3世シンガー・ソングライターが、愛や恋、家族、友人、季節、自然、日々の生活などを歌います。歌詞にも、サウンドにも、アーディさんの温厚な人柄があふれています。
いかにもなハワイアン・ミュージックではありません。しかし、気の合った仲間とセッションしている、楽しそうな、のほほんとした空気に、どうしようもなくハワイを感じます。
A1「メロウ・カインド・オブ・ラヴ」の終盤、ヴォーカルをタメた後のサックスの入り方いいね。参ったな…。
ちなみにアーディさん、軽やかな歌いっぷりからはまるっきり想像できませんけど、筋金入りのライフルマンです。
射撃大会で度々優勝し、ミュンヘン・オリンピック出場寸前まで行ったそうな。眠らない山猫だ。
本作はもしかしたら、その非道の最たるものかもしれません。
というのも、オッサンの顔が大写しのオリジナル・ジャケットを拒絶しておきながら、オッサン本人を徴用して写真の撮り直しを強行しているのです。
上のジャケットの、中央下の辺りをよくごらん下さい。ナガスクジラの下に小さな人影がありますね。見えるかな?
拡大してみたぞ。
ヒゲにメガネのオッサンがジョン・ホールみたいなポーズしとる。オリジナル・ジャケットを排除しなきゃならないほど、薄汚い顔のオッサンには見えませんよね。
この程度の薄汚さなら、まあ写真に入れても大丈夫だろう、と日本のレコード会社も判断したのでしょうか。
あるいは日本のレコード会社にも良心の人がいて、これまで数々の薄汚い顔を葬り去ってきた過去に忸怩たる思いがあったのかも。
ひょっとしたら、オリジナル・ジャケットを差し替えろ、という上層部の命令に、どうしても薄汚い顔を出してあげたい担当者が悩んで妥協して、こういうジャケットになったのではないか。
ま、どんな背景があったにせよ、オリジナル・ジャケットを差し替えるのは、作り手に対する侮辱です。ちっちゃな顔を入れたからといって、何の言い訳にもなりゃしません。
このアルバム、内容はとてもいい。
ハワイの日系3世シンガー・ソングライターが、愛や恋、家族、友人、季節、自然、日々の生活などを歌います。歌詞にも、サウンドにも、アーディさんの温厚な人柄があふれています。
いかにもなハワイアン・ミュージックではありません。しかし、気の合った仲間とセッションしている、楽しそうな、のほほんとした空気に、どうしようもなくハワイを感じます。
A1「メロウ・カインド・オブ・ラヴ」の終盤、ヴォーカルをタメた後のサックスの入り方いいね。参ったな…。
ちなみにアーディさん、軽やかな歌いっぷりからはまるっきり想像できませんけど、筋金入りのライフルマンです。
射撃大会で度々優勝し、ミュンヘン・オリンピック出場寸前まで行ったそうな。眠らない山猫だ。
★★★ | 採点表を見る |
Produced by Audy Kimura for Rainbow Records, Inc.
Associate Producer: Paul Kimura
Executive Producer: Blythe Arakawa
Recorded at Sounds of Hawaii Studios, Honolulu, Hawaii
Herb Ono: Recording Engineer
Stan Ono: Recording Engineer
Dean Ono: Recording Engineer
Audy Kimura: Recording Engineer
Mixed by Audy Kimura (and Thanks to Dean Uyehara, Paul Kimura and Blythe Arakawa)
Mastered at A&M by Bernie Grundman
All Songs Written by Audy Kimura
Phil "Where's the Surf?" Bennett: Drums
Arex Ikehara: Electric Bass
Alan Leong: Electric Piano
Brian Robertshaw: Keyboards
Jimmy "The Stroke" Funai: Acoustic and Electric Guitar
Pete Hernandez: Percussion
Alex Murzyn: Flute
Bob Winn: Alto Sax
Tom Boyd: Oboe
Rachel Gonzales: Background Vocals
Bonnie Gearheart: Background Vocals
Jane Moulin: Koto
String Section (From Honolulu Symphony)
Claire Hazzard, Douglas Buchanan, Sandra Wong, Robert N. Kindler, Steve Kim, LaVar Krantz, Nancy Masaki, Dale Bechtel, Art Loventhal, Armen Garabedian
Associate Producer: Paul Kimura
Executive Producer: Blythe Arakawa
Recorded at Sounds of Hawaii Studios, Honolulu, Hawaii
Herb Ono: Recording Engineer
Stan Ono: Recording Engineer
Dean Ono: Recording Engineer
Audy Kimura: Recording Engineer
Mixed by Audy Kimura (and Thanks to Dean Uyehara, Paul Kimura and Blythe Arakawa)
Mastered at A&M by Bernie Grundman
All Songs Written by Audy Kimura
Phil "Where's the Surf?" Bennett: Drums
Arex Ikehara: Electric Bass
Alan Leong: Electric Piano
Brian Robertshaw: Keyboards
Jimmy "The Stroke" Funai: Acoustic and Electric Guitar
Pete Hernandez: Percussion
Alex Murzyn: Flute
Bob Winn: Alto Sax
Tom Boyd: Oboe
Rachel Gonzales: Background Vocals
Bonnie Gearheart: Background Vocals
Jane Moulin: Koto
String Section (From Honolulu Symphony)
Claire Hazzard, Douglas Buchanan, Sandra Wong, Robert N. Kindler, Steve Kim, LaVar Krantz, Nancy Masaki, Dale Bechtel, Art Loventhal, Armen Garabedian
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