ハーブ・エリス&ジョー・パス / セヴン・カム・イレヴン
A1 | In a Mellow Tone イン・ア・メロー・トーン | B1 | I'm Confessin' (That I Love You) アイム・コンフェッシン |
A2 | Seven Come Eleven セヴン・カム・イレヴン | B2 | Easy Living イージー・リヴィング |
A3 | Prelude to a Kiss プレリュード・トゥ・ア・キス | B3 | Concord Blues コンコード・ブルース |
A4 | Perdido パーディド |
陽気で呑気なハッピー・セッション、というのが世間一般のコンコード・ジャズに対する印象なのではないかと思います。
たしかにそれは間違っていない。しかし決してダラダラと演奏しているわけではありません。
A2はベテラン・ギタリスト2人が競争意識をむき出しにして、互いに挑みかかっています。この殺気はもしかすると、とんがった音楽よりもずっとずっと恐ろしい。
ミョーな例えですけど、筋金入りのモノホンのやーさんは声を荒げることなく、ニコニコと笑みを浮かべながら脅しをかけてくるのだそうです。本作にはそういう怖さがあります。
血煙噴き上がるギタリストの真剣勝負。両者の間に立って、まるでジョー樋口のように適度に煽り、適度に抑えつつ会場の空気を読みながら演奏の流れを作るレイ・ブラウンのでっかいベースの音がたまりません。
「オレのホットドッグにマスタード入れるなよコノヤロー」って叫んでいる場合かいな。
たしかにそれは間違っていない。しかし決してダラダラと演奏しているわけではありません。
A2はベテラン・ギタリスト2人が競争意識をむき出しにして、互いに挑みかかっています。この殺気はもしかすると、とんがった音楽よりもずっとずっと恐ろしい。
ミョーな例えですけど、筋金入りのモノホンのやーさんは声を荒げることなく、ニコニコと笑みを浮かべながら脅しをかけてくるのだそうです。本作にはそういう怖さがあります。
血煙噴き上がるギタリストの真剣勝負。両者の間に立って、まるでジョー樋口のように適度に煽り、適度に抑えつつ会場の空気を読みながら演奏の流れを作るレイ・ブラウンのでっかいベースの音がたまりません。
「オレのホットドッグにマスタード入れるなよコノヤロー」って叫んでいる場合かいな。
★★★ | 採点表を見る |
Produced by Concord Jazz, President: Carl E. Jefferson
Recorded Live at Concord Boulevard, Concord, California
Recording, Remix and Mastering Engineer: Phil Edwards
Art Direction: Dan Buck Graphic Design
Cover Photograph: Richard Hixson
Recorded Live at Concord Boulevard, Concord, California
Recording, Remix and Mastering Engineer: Phil Edwards
Art Direction: Dan Buck Graphic Design
Cover Photograph: Richard Hixson
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