2018/11/12

Tony Sciuto / Island Nights ('80)

トニー・シュート / アイランド・ナイト
A1Island Nights Theme
アイランド・ナイトのテーマ
B1Trapeze
ブランコ乗り
A2Island Nights
アイランド・ナイト
B2Angel
エンジェル
A3Hold Back the Night
ホールド・バック・ザ・ナイト
B3Captain Wonderful
キャプテン・ワンダフル
A4You've Got a License (to Drive Me Crazy)
ドライヴ・ミー・クレイジー
B4Street Dancer
ストリート・ダンサー
A5Cafe L.A.
カフェL.A.
B5Butterfly
バタフライ
 何はともあれA1からA2のタイトル曲を聴いて下さい。
 都会の夜の享楽、堕落、そして死のイメージを歌詞に叩き付けています。カッコいいサウンドに乗った鮮烈な歌世界にやられてしまいました。このギター・ソロはしびれますなあ。

 まるで映画『タクシードライバー』のような、腐食した都市の闇をえぐって見せた快作。偶然にもトニー・シュートはこの当時、『タクシードライバー』の主人公トラヴィスと同じ、26歳です。

 タイトル曲が抜群で、残りの曲はまあまあといったところ。本作で唯一、トニー・シュートが作詞に関わったB4「ストリート・ダンサー」もいいですよ。

 弟のマイケル・シュートがぶっとい音のベースで、兄を支えます。
 レイ・ブライアントの弟トミー、アート・ファーマーの弟アディソン、チャーリー・バードの弟ジョーなど、「兄を盛り立てるベーシスト」枠に加えたい。

 なお本作の国内盤ライナーノーツには、各界の著名人が「アイランド・ナイト」に寄せたポエムが掲載されています。1編を紹介しておきましょう。

こんなステキなポエムがまだあと4編もありますよ。お買い得と言っていいのかどうなのか…。
★★★

Produced by Steve Dorff
Management and Direction by Frank Serio

Recording Engineer: Lenny Roberts
Second Engineers: Russell (999) Bracher and Mike Mancini
Recorded at Britannia Studios, Hollywood, CA
Mixed by Frank Rand
Mixing Engineer: Hank Neuberger
Mixed at Devonshire Sound, North Hollywood, CA
Mastered at Artisan Sound Recorders, Hollywood, CA by Jo Hansch

Rhythm Tracks Arranged by Tony Sciuto
Strings Arranged & Conducted by Steve Dorff
Horns Arranged by Tony Sciuto, Steve Dorff & Larry Herbstritt
Horn Section: Jim Horn, Plas Johnson, Dick Hyde, Chuck Findley and Steve Madaio
Concertmaster: Jimmy Getzoff
Copyist: Larry Herbstritt
Contractor: W. T. "Doc" Babb
Product Manager: John Vana

Photography: Tom Gregory

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