2018/09/29

Cecilio & Kapono / Night Music ('77)

セシリオ&カポノ / ナイト・ミュージック
■都会派の君におくる、サーフィンの本場ハワイで生まれたニュー・ミュージック!今、ヤングの間で話題騒然!(ハワイ独自のゆったりとしたリズムにウエスト・コーストのシャレた、シティ・サウンドをミックスした新しい、フィーリングのロックです。)
A1The Night Music
ナイト・ミュージック
B1Climb the Line
クライム・ザ・ライン
A2Love by the Numbers
ラブ・バイ・ザ・ナンバーズ
B2Make It up to You
メイク・イット・アップ・トゥ・ユー
A3After the Omen
アフター・ザ・オーメン
B3Here with You
ヒアー・ウィズ・ユー
A4We're All Alone
二人だけ
B4I Love You
アイ・ラブ・ユー
A5Have You Ever Had That Feelin'
ハブ・ユー・エバー・ハッド・ザット・フィーリン
B5Longing
ロンギング
B6Sallin'
セイリン
 サイモン&ガーファンクルや、ホール&オーツのような一流どころならともかく、マイナーな男性デュオってふたりの区別がつきませんよね。
 バンクス&ハンプトンとか、ダルトン&デュバリとか、キャラクターが明確でないと、どっちがどっちだよ!とわからなくなってしまいます。
 本作のセシリオ&カポノも、私にとってはそんなもん。

 上の画像ではオビでよく見えませんけど、本作のジャケットは長髪にヒゲボーボーのルンペンがふたり、向かい合っているのです。ルビンのツボみたいに。
 見た目が似たり寄ったりですからね。つーか横顔さえほとんど見えないし。これじゃあ区別しろったってムリ。

 そんなわけで、セシリオがどっちだカポノはこっちだと気を回す必要なんてありません。はなから区別しようとせず、流れてくる音を純粋に楽しめばいいのです。

 B3の後半、左chから聴こえる絡みのヴォーカルが、ちょっぴりテツandトモのトモ(青)の声に似てます。よく伸びるいい声だ。
 そこへ飛び込んでくるフルートのやさしい音色。ここが聴きどころ。トム・スコットはフルートも達者ですなあ。

 ちなみにセシリオの方は近年、未成年の少女を性的虐待したかどで別荘送りになったらしいです。ネットにありました。
 カポノ、いや過去のことをほじくり出されて裁判、そして実刑ですよ。バナナマンなら震え上がりそう。
★★★

Produced by Bruce Botnick, Terry Powell and Cecilio & Kapono

Recorded at Capitol Recording Studios, Hollywood, Ca.
Mixed at Hollywood Sound, Ca.
Engineered by Bruce Botnick
Assistant Engineer: Don Henderson
All Songs Arranged by Cecilio & Kapono
Strings Arranged and Conducted by Nick DeCaro
Contractor: Frank DeCaro
Cecilio: Vocals, Electric Guitar, Acoustic Guitar, 12 String Guitar and Harmonica
Kapono: Vocals, Electric Guitar, Acoustic Guitar
Randy Lorenzo: Vocals, Electric Bass
Artie Alinikoff: Drums
Alan Pasqua: Acoustic Piano, Electric Piano, Clavinet, Odyssey Synthesizer
Tom Scott: Flute and Saxophone
Kevin Calhoun: Percussion

Photography: Ethan Russell
Flowers: Kenneth McGowan
Design: Tom Steele

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