A1 | Love Having You Around | B1 | Happier Than the Morning Sun |
A2 | Superwoman | B2 | Girl Blue |
A3 | I Love Every Little Thing About You | B3 | Seems So Long |
A4 | Sweet Little Girl | B4 | Keen on Running |
B5 | Evil |
モータウンのしょぼいスタジオにうんざりしていたスティーヴィーは、最新機材でびっしり埋め尽くされたエレクトリック・レディ・スタジオが嬉しくて嬉しくてたまらなかったようです。
本作に打ち込む間、スタジオを占有してしまったために、スタジオ費用が25万ドルになってしまったとか。当時の25万ドルってどんだけ高いんだか。安普請のスタジオが一棟おっ建ちそうな金額ですな。
まあこれくらいのお金は、ベリー・ゴーディからむしり取った(奪い返した)大金のほんの一部に過ぎません。モータウンの契約を更改し、スティーヴィーはあらゆる創作上の「好き勝手」を許されるようになりました。
並のアーティストなら、好き勝手にやらせるとロクなもんできません。ひとりよがりの駄作を放って死亡です。
ところがスティーヴィーは、そんな世間一般の常識が通用するようなタマじゃない。自由になればなるだけ、その音世界は広がり、そして深まるのです。
スティービーのmindに流れていた音楽を、現実の音に起こすためにシンセサイザーという新しい技術が必要となれば、じゃあ専門家を呼んで来い! もちろんAクラスの奴だぞ!ギャラはいくらでも出すからな!(ゴーディが)とまあ、こんな具合。
そうして駆り出されたマーゴレフとセシルは、スティーヴィーの底知れぬmindからコンコンと湧き出す音楽をくみ上げ、私たちの下へセッセと届けてくれたのでした。ナイスワーク。
このアルバムの曲はどれもこれも好きです。あえてひとつ選ぶならB3"Seems So Long"かな。ドラマティックに盛り上がる後半。英語のわからん私でも、激しく心を揺さぶられてしまいます。
本作に打ち込む間、スタジオを占有してしまったために、スタジオ費用が25万ドルになってしまったとか。当時の25万ドルってどんだけ高いんだか。安普請のスタジオが一棟おっ建ちそうな金額ですな。
まあこれくらいのお金は、ベリー・ゴーディからむしり取った(奪い返した)大金のほんの一部に過ぎません。モータウンの契約を更改し、スティーヴィーはあらゆる創作上の「好き勝手」を許されるようになりました。
並のアーティストなら、好き勝手にやらせるとロクなもんできません。ひとりよがりの駄作を放って死亡です。
ところがスティーヴィーは、そんな世間一般の常識が通用するようなタマじゃない。自由になればなるだけ、その音世界は広がり、そして深まるのです。
スティービーのmindに流れていた音楽を、現実の音に起こすためにシンセサイザーという新しい技術が必要となれば、じゃあ専門家を呼んで来い! もちろんAクラスの奴だぞ!ギャラはいくらでも出すからな!(ゴーディが)とまあ、こんな具合。
そうして駆り出されたマーゴレフとセシルは、スティーヴィーの底知れぬmindからコンコンと湧き出す音楽をくみ上げ、私たちの下へセッセと届けてくれたのでした。ナイスワーク。
このアルバムの曲はどれもこれも好きです。あえてひとつ選ぶならB3"Seems So Long"かな。ドラマティックに盛り上がる後半。英語のわからん私でも、激しく心を揺さぶられてしまいます。
★★★★ | 採点表を見る |
Trombone: Art Baron (A1)
Guitar: Buzzy Feiton (A2)
Produced by Stevie Wonder
Associate Producers, Engineering, Moog Programming: Robert Margouleff and Malcolm Cecil
Production Support: Centaur Music
Recordists: Rick Rowe and Joan DeCola
Recorded at Media Sound and Electric Lady, N. Y. and Crystal Industries, L. A.
Cover Photos: Gaetano
Cover Art and Montage: Daniel Blumenau
Cover Graphics: Graphic Projects, Inc. / N. Y.
Stevie Wonder Uses the Moog and Arp Synthesizers
Guitar: Buzzy Feiton (A2)
Produced by Stevie Wonder
Associate Producers, Engineering, Moog Programming: Robert Margouleff and Malcolm Cecil
Production Support: Centaur Music
Recordists: Rick Rowe and Joan DeCola
Recorded at Media Sound and Electric Lady, N. Y. and Crystal Industries, L. A.
Cover Photos: Gaetano
Cover Art and Montage: Daniel Blumenau
Cover Graphics: Graphic Projects, Inc. / N. Y.
Stevie Wonder Uses the Moog and Arp Synthesizers
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