ローズマリー・ベイリー / サンシャイン
アメリカのトップ、プレイヤー、ローズマリー・ベイリーが、ハモンド・オルガンの最高機種“コンコルド”のサウンドで聴かせるポピュラー・ヒットから、ボサノバ、サンバの数々。
A1 | You Are the Sunshine of My Life サンシャイン | B1 | El Bimbo エル・ビンボー |
A2 | Charade シャレード | B2 | I Write the Songs アイ・ライト・ザ・ソング |
A3 | Sir Duke サー・デューク | B3 | Lullaby of Birdland バードランドの子守唄 |
A4 | Girl from Ipanema イパネマの娘 | B4 | One Note Samba ワン・ノート・サンバ |
A5 | Misty ミスティ | B5 | Isn't She Lovely? かわいいアイシャ |
A6 | Hey Jude ヘイ・ジュード | B6 | The Sting ザ・スティング |
世界有数のオルガン・メーカー、ハモンド社お抱えのオルガンおばさんが同社最新のフラッグシップ・モデル、「コンコルド2307」を弾きまくるプロモーション用アルバム。
オルガン・メーカーの盟主が、巨額の研究開発費を投じ、最高峰の技術をありったけ盛り込んだ自信作だけに、ヘボいオルガン奏者に弾かせられない。
何せ社運がかかってますからね。しくじったら今までの努力が水泡に帰してしまいます。
そういう大役に抜擢されたこのおばさん、ハ社ではオルガン・デモンストレーターたちを指導する仕事をしているらしいんだな。訓練教官ってやつですか。プロを鍛えるプロですよ。そりゃ上手く弾けなきゃ務まらんわな。
ただし本作の主役はおばさんではなく、あくまでもオルガンです。最新オルガンの凄いとこ、聴いてね、みたいな。
だから、並んでいるのは誰もが知っている曲ばかり。とはいえスティーヴィー・ワンダーの曲がえらく目につきますな。当時のスティーヴィーはそれだけ人気があったんだね。
どのトラックも、これでもか、これでもかと過剰に弾きまくるオルガンおばさんの鬼気迫るプレイがお腹いっぱい、ゲップが出るほど聴けます。
オルガン・メーカーの経営陣・株主・従業員・取引先一同の夢と未来をその一身に背負ったオルガンおばさん、一世一代の晴れ舞台に大爆発です。
どこぞのプロレスラーではないけど、まさにブレーキの壊れたダンプカーのような暴れっぷり。もう誰にも止められない。
A5はエロール・ガーナーのコピーキャットに徹して、ビハインド・ザ・ビートと呼ばれたエロール節をきっちりオルガンで再現。すげーよこのおばさん。
オルガンの高性能っぷりをアピールしようと発奮するあまり、おばさんの野獣プレイが強烈に印象付けられる結果に…。
「このオルガンすごい!」じゃなくて「このおばさんすごい!」になっちゃったあたり、新型オルガンのプロモーション用アルバムとして思惑通りの出来とは言い切れないような。でもまあ、利害関係のないリスナーには楽しいアルバムになりました。それでいいんだ。おばさんグッジョブです。
オルガン・メーカーの盟主が、巨額の研究開発費を投じ、最高峰の技術をありったけ盛り込んだ自信作だけに、ヘボいオルガン奏者に弾かせられない。
何せ社運がかかってますからね。しくじったら今までの努力が水泡に帰してしまいます。
そういう大役に抜擢されたこのおばさん、ハ社ではオルガン・デモンストレーターたちを指導する仕事をしているらしいんだな。訓練教官ってやつですか。プロを鍛えるプロですよ。そりゃ上手く弾けなきゃ務まらんわな。
ただし本作の主役はおばさんではなく、あくまでもオルガンです。最新オルガンの凄いとこ、聴いてね、みたいな。
だから、並んでいるのは誰もが知っている曲ばかり。とはいえスティーヴィー・ワンダーの曲がえらく目につきますな。当時のスティーヴィーはそれだけ人気があったんだね。
どのトラックも、これでもか、これでもかと過剰に弾きまくるオルガンおばさんの鬼気迫るプレイがお腹いっぱい、ゲップが出るほど聴けます。
オルガン・メーカーの経営陣・株主・従業員・取引先一同の夢と未来をその一身に背負ったオルガンおばさん、一世一代の晴れ舞台に大爆発です。
どこぞのプロレスラーではないけど、まさにブレーキの壊れたダンプカーのような暴れっぷり。もう誰にも止められない。
A5はエロール・ガーナーのコピーキャットに徹して、ビハインド・ザ・ビートと呼ばれたエロール節をきっちりオルガンで再現。すげーよこのおばさん。
オルガンの高性能っぷりをアピールしようと発奮するあまり、おばさんの野獣プレイが強烈に印象付けられる結果に…。
「このオルガンすごい!」じゃなくて「このおばさんすごい!」になっちゃったあたり、新型オルガンのプロモーション用アルバムとして思惑通りの出来とは言い切れないような。でもまあ、利害関係のないリスナーには楽しいアルバムになりました。それでいいんだ。おばさんグッジョブです。
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