2018/07/08

REO Speedwagon / Hi-Infidelity ('80)

REOスピードワゴン / 禁じられた夜
全米No.1、ダブル・プラチナム獲得 REO時代到来を告げる驚異のベスト・セラー・アルバム。
デビュー11年目にして遂にスーパー・スターとなった真の実力派アメリカン・バンドREO、只今激走中!!
A1Don't Let Him Go
ドント・レット・ヒム・ゴー
B1Tough Guys
タフ・ガイズ
A2Keep on Loving You
キープ・オン・ラヴィング・ユー
B2Out of Season
アウト・オブ・シーズン
A3Follow My Heart
フォロー・マイ・ハート
B3Shakin' It Loose
シェイキン・イット・ルーズ
A4In Your Letter
涙のレター
B4Someone Tonight
サムワン・トゥナイト
A5Take It on the Run
テイク・イット・オン・ザ・ラン
B5I Wish You Were There
アイ・ウィッシュ・ユー・ワー・ゼア
 不吉な音のエレキギターで幕が上がるアルバム最初の曲「ドント・レット・ヒム・ゴー」これで一気に引き込まれます。

 彼を放しちゃいけないよ、と歌われる彼はいったい何者なのでしょうか。
 女を狂わせ、ベンツを乗り回し、お前らをイライラさせる彼。
 その正体は、音楽そのものではないか。私には、そう思えて仕方ありません。

 何年やっても芽の出なかったボンクラのバンドが、決して放さなかった彼。
 愚直に音楽を続けてきたバンドが、ついに頂点に昇りつめるこのアルバムの冒頭、オレたちは諦めなかった、だからここにいるんだという勝利宣言をしているわけ。

 本作は徹頭徹尾、弱気や迷いの類をいっさい感じさせません。吹っ切れたような自信が全編みなぎっています。このアルバムの魅力はまさにそこです。そりゃ売れるよな。

 どこを切ってもゴキゲンの本作ではありますけど、どちらかというとB面よりはA面の方がいい。
 A1の中盤、シンセからギターのソロ・リレーはゾクゾクするほどの音楽的興奮。でっけえスピーカーのでっけえ音で、体中、浴びるように聴いてみたいものです。
★★★

Produced by Kevin Cronin, Gary Richrath & Kevin Beamish

Co-producer: Alan Gratzer
Engineer: Kevin Beamish
Arranged by Kevin Cronin
Assistant Engineers: Tom Cummings & Jeff Eccles
Recorded June Through October 1980 at Crystal Studios, Hollywood & Kendun Recorders, Studio D, Burbank
Mastered by Kent Duncan
REO Speedwagon Crew (a Division of Motorco): Rick "Sluggo" Kelly, Motor Merritt, Elizabeth "Lizard" Frye
Concert Sound Mixer: "Miami" Bub Phillippe
Lighting Designer: Bobby Gordon
Photography by Aaron Rapoport
Design & Art Direction by Kosh
Manager: John Baruck
Coach: Alex Kochan
Tour Manager: Tom Consolo

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