A1 | Say You Love Me | B1 | Give It Time |
A2 | In My Life | B2 | There is No Time |
A3 | You Don't Have to Say You're Sorry | B3 | What's at the End of a Rainbow |
A4 | More Today Than Yesterday | B4 | This Side of Heaven |
B5 | Sweet Sadie the Savior |
クインシー・ジョーンズから天才少女としてつとにマークされていたパティ・オースティンが、CTIで吹き込んだファースト・リーダー・アルバム。
1曲を除き彼女の自作曲です。
フュージョン・クロスオーヴァー路線で雑多なカタログを誇るCTIが、手薄だった女流シンガー・ソングライター路線を開拓しようと企てたのかもしれません。
とはいえCTIのこと、たとえ女SSWだろうと、やることは普段とちっとも変わらない。いつものミュージシャンをヴァンゲルダー・スタジオにかき集め、野獣の群れに彼女を放り込んで一丁上がり、みたいなノリ。
スタジオにこもってじっくり作り込んだというより、サッとスタジオに入って、パッパッと歌を録り終えて、さあ飲みに行こうぜ、あとストリングスお願いね、そういう軽い雰囲気のセッションだったのではないかな。
アルバム全編に漂う、ふわふわとした軽やかなムードは、もしかしたらかような制作過程に因るのかもしれません。
当時はちょっといいヴォーカルもの、といった程度の評価だったようですが、後年、どこかで誰かが高く再評価したのでしょう。
現在、本作はとても人気があります。「大名盤」「最高傑作」と褒めちぎる若い人もいるとか。
私にはそこまで名作とは思えません。やっぱりちょっといいヴォーカルものってとこ。でも、こんなにキビキビした"More Today Than Yesterday"はイヤです。
1曲を除き彼女の自作曲です。
フュージョン・クロスオーヴァー路線で雑多なカタログを誇るCTIが、手薄だった女流シンガー・ソングライター路線を開拓しようと企てたのかもしれません。
とはいえCTIのこと、たとえ女SSWだろうと、やることは普段とちっとも変わらない。いつものミュージシャンをヴァンゲルダー・スタジオにかき集め、野獣の群れに彼女を放り込んで一丁上がり、みたいなノリ。
スタジオにこもってじっくり作り込んだというより、サッとスタジオに入って、パッパッと歌を録り終えて、さあ飲みに行こうぜ、あとストリングスお願いね、そういう軽い雰囲気のセッションだったのではないかな。
アルバム全編に漂う、ふわふわとした軽やかなムードは、もしかしたらかような制作過程に因るのかもしれません。
当時はちょっといいヴォーカルもの、といった程度の評価だったようですが、後年、どこかで誰かが高く再評価したのでしょう。
現在、本作はとても人気があります。「大名盤」「最高傑作」と褒めちぎる若い人もいるとか。
私にはそこまで名作とは思えません。やっぱりちょっといいヴォーカルものってとこ。でも、こんなにキビキビした"More Today Than Yesterday"はイヤです。
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