A1 | That Lady | B1 | What It Comes down To |
A2 | Don't Let Me Be Lonely Tonight | B2 | Sunshine (Go Away Today) |
A3 | If You Were There | B3 | Summer Breeze |
A4 | You Walk Your Way | B4 | The Highways of My Life |
A5 | Listen to the Music |
すでに何度も何度もお話してきた通り、LPアルバムはたいがい、A面最初の曲にいっちゃん気合いを入れて作られます。
以後は上手に曲を配置し、AB両面に渡るアルバムの流れを構成します。これは名盤の必要条件でして、どれだけいい曲であっても、並べ方がうまくないと各曲のよさを殺してしまい、たちまち駄盤の仲間入りしてしまいます。
A面のハナ、つまり「いかに始めるか」が最重要。
次に大事なのが「いかに終わらせるか」でしょう。
B面最終曲にしっとりとした曲を置いて、余韻たっぷりで終わらせるというのがわりとあちがちな手法です。そのために、最終曲のひとつ前の曲、つまりラス前でギンギンに盛り上げて落差を設けるのもよくあります。
というわけで、B面の後半にヤマをもってくる作品がとても多いのです。
本作はまさにそういう王道の作りをしています。
A1"That Lady"でのっけからエンジン全開。以後、緩急を交えつつラス前のB3"Summer Breeze"でめいっぱい盛り上げてB4はしっとり、そして余韻の終了。
兄弟の最高傑作に、本作を挙げる人は少なくありません。名作誕生の陰に、王道の作法があるわけです。
以後は上手に曲を配置し、AB両面に渡るアルバムの流れを構成します。これは名盤の必要条件でして、どれだけいい曲であっても、並べ方がうまくないと各曲のよさを殺してしまい、たちまち駄盤の仲間入りしてしまいます。
A面のハナ、つまり「いかに始めるか」が最重要。
次に大事なのが「いかに終わらせるか」でしょう。
B面最終曲にしっとりとした曲を置いて、余韻たっぷりで終わらせるというのがわりとあちがちな手法です。そのために、最終曲のひとつ前の曲、つまりラス前でギンギンに盛り上げて落差を設けるのもよくあります。
というわけで、B面の後半にヤマをもってくる作品がとても多いのです。
本作はまさにそういう王道の作りをしています。
A1"That Lady"でのっけからエンジン全開。以後、緩急を交えつつラス前のB3"Summer Breeze"でめいっぱい盛り上げてB4はしっとり、そして余韻の終了。
兄弟の最高傑作に、本作を挙げる人は少なくありません。名作誕生の陰に、王道の作法があるわけです。
★★★ | 採点表を見る |
Produced by R. Isley / O. Isley / R. Isley
Recorded at Record Plant West
Engineering: Bob Margoleff and Malcolm Cecil
Cover Design: Ed Lee
Photography: Don Hunstein
Recorded at Record Plant West
Engineering: Bob Margoleff and Malcolm Cecil
Cover Design: Ed Lee
Photography: Don Hunstein
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