2018/06/16

Greg Guidry / Over the Line ('82)

グレッグ・ギドリー / オーヴァー・ザ・ライン
'82年のミュージック・シーンをリードする新たな感性のきらめき!!
洒落たサウンドのシャワーを浴びれば、そこはもう“シティ・パラダイス”!
“いま”を捉えたシティ・コンテンポラリー、ここに登場!
A1Goin' Down
ラストタイム・ラヴ
B1Over the Line
オーヴァー・ザ・ライン
A2(That's) How Long
愛のメニューを…
B2(I'm) Givin' It Up
君に別れのくちづけを
A3Show Me Your Love
ショウ・ミー・ユア・ラヴ
B3Are You Ready for Love
待ちこがれて
A4If Love Doesn't Find Us
午後のためらい
B4Into My Love
イントゥ・マイ・ラヴ
A5Gotta Have More Love
愛の焔
B5Darlin' It's You
ダーリン・イッツ・ユー
 鮮やかな色使いのジャケット・デザイン。
 ハンサム・ガイが黒電話の受話器を手にクールなカメラ目線。「目は口ほどにモノを言う」とはよく言ったもので、彼の目には何か言いたそうな湿った色気があります。

 中古レコード屋でこれを目にした瞬間、ジャケットの、彼の目にやられました。どんな内容かもわからぬままに購入。ジャケ買いってやつですな。

 B1「オーヴァー・ザ・ライン」でアルト・サックスを吹いているのは、ご存知デイヴィッド・サンボーン。
 無名アーティストのデビュー・アルバムとはいえ、サンボーンを呼べるくらいだから、それなりの制作予算はあったのでしょうか。
 ここでのサンボーンが、いかにもサンボーンというか、「サンボーンさん、サンボーン風に吹いて下さいよ」とプロデューサーから不遜な指示でもあったかのような、誰か聴いてもこりゃサンボーンだろ、という明快さ。

 ちなみにプロデューサーのジョン・ライアンは、サンボーンをことのほか気に入っていたようですね。

 サンボーン以外全員空気のような「恋のスターライト」も、Pはジョン・ライアンでした。
★★★

Produced by John Ryan for Chicago Kid Productions
A1 and B3 Coproduced by Greg Guidry

Recorded and Mixed in L. A. by Bill Drescher at Sound City & A&M Studios
Recording in Nashville by Mike Psanos at Sound Stage
Assisted in Nashville by Steve Fralick
Mastered at Kendun Recorders, Burbank, CA by Jeff Sanders

Greg Guidry: All Lead Vocals
B4 Duet With Sandy Guidry
Background Vocals: Greg Guidry, Sandy Guidry, Cathie Guidry, Denny Henson, Randy K. Guidry
Drums: James Stroud, Mark Hammond, Mike Psanos
Bass: David Hungate, Gary Lunn, Larry Crew
Guitars: Dann Huff
Piano: Phil Naish, Greg Guidry
Synthesizers: Gabriel Katona
Percussion: Bobby LaKind
Sax on B1 and B3: David Sanborn
Sax on A2: William Page
Horns: Muscle Shoals Horns
Orchestration by David Campbell

Design: Nancy Donald
Photography: Beverly Parker

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