A1 | Preparation F | B1 | I Go to Rio |
A2 | How Deep Is Your Love | B2 | What's at the End of a Rainbow |
A3 | Song for My Son | B3 | Fantasy of a Street Corner Flute Player |
A4 | One Night with You | B4 | Old Man River Part 2 |
クラリネット奏者としてグラミー賞候補にもなったエディ・ダニエルズも、この頃はマルチ・リード奏者でした。
ビー・ジーズの"How Deep Is Your Love"とかジノ・ヴァネリの"One Night with You"とか、はたまたピーター・アレンの"I Go to Rio"など、インスト・フュージョンで食べている連中が「それだけはやっちゃいけねえよ」的な暗黒面に堕ちてしまったかのような選曲です。
まあそれで買ってしまう私みたいなリスナーもいるわけで。
最近の音楽界は、アメリカでも日本でも、「誰でも知っている曲」に寄りかかる傾向がとても強いですよね。カバー集のようなアルバムも多いし。
アーティストの姿勢としてどうなのよ?なんて思う一方で、冒険をしなくなったわれわれ聴く側にもその一因があり、片棒を担いでいることに気付くべきなのかもしれません。
暗黒面に堕ちるのはいとも簡単です。しかし戻るのは容易なことじゃない。
ヴォーカルで参加してくれたパティ・オースティンに敬意を表したのか、彼女のアルバム"End of a Rainbow"にあった"What's at the End of a Rainbow"を取り上げてます。
これはインストのみ、ヴォーカルなしでパティ・オースティンはカヤの外。本人目の前にいるのに。
しかしこれがいい。とてもいい。オリジナルよりいい。「虹の彼方に」の断片を散りばめた編曲を伴奏にテナー・サックスを激しくブローするエディ・ダニエルズは、まるでジーン・アモンズかエディ・ロックジョウ・デイヴィス。
男の強さとやさしさが注入され、オリジナルよりもひとまわり大きなバラードに生まれ変わりました。
ビー・ジーズの"How Deep Is Your Love"とかジノ・ヴァネリの"One Night with You"とか、はたまたピーター・アレンの"I Go to Rio"など、インスト・フュージョンで食べている連中が「それだけはやっちゃいけねえよ」的な暗黒面に堕ちてしまったかのような選曲です。
まあそれで買ってしまう私みたいなリスナーもいるわけで。
最近の音楽界は、アメリカでも日本でも、「誰でも知っている曲」に寄りかかる傾向がとても強いですよね。カバー集のようなアルバムも多いし。
アーティストの姿勢としてどうなのよ?なんて思う一方で、冒険をしなくなったわれわれ聴く側にもその一因があり、片棒を担いでいることに気付くべきなのかもしれません。
暗黒面に堕ちるのはいとも簡単です。しかし戻るのは容易なことじゃない。
ヴォーカルで参加してくれたパティ・オースティンに敬意を表したのか、彼女のアルバム"End of a Rainbow"にあった"What's at the End of a Rainbow"を取り上げてます。
これはインストのみ、ヴォーカルなしでパティ・オースティンはカヤの外。本人目の前にいるのに。
しかしこれがいい。とてもいい。オリジナルよりいい。「虹の彼方に」の断片を散りばめた編曲を伴奏にテナー・サックスを激しくブローするエディ・ダニエルズは、まるでジーン・アモンズかエディ・ロックジョウ・デイヴィス。
男の強さとやさしさが注入され、オリジナルよりもひとまわり大きなバラードに生まれ変わりました。
★★★ | 採点表を見る |
All Flutes, Saxophones and Clarinets Played by Eddie Daniels
Produced by Don Sebesky and Dick Duane for Pinder Lane Productions Ltd.
Arranged by Don Sebesky
Recording and Mixing Engineer: Neal Ceppos
Assistant Engineer: Jay Borden
Recorded and Mixed at Sound Mixers Studios, New York City
Mastered at Frankford / Wayne Mastering Labs. by Domenick Romeo
Art Direction, Design, Photography: Richard Roth
Produced by Don Sebesky and Dick Duane for Pinder Lane Productions Ltd.
Arranged by Don Sebesky
Recording and Mixing Engineer: Neal Ceppos
Assistant Engineer: Jay Borden
Recorded and Mixed at Sound Mixers Studios, New York City
Mastered at Frankford / Wayne Mastering Labs. by Domenick Romeo
Art Direction, Design, Photography: Richard Roth
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