Dave Grusin / Out of the Shadows ('82)

デイブ・グルーシン / アウト・オブ・ザ・シャドウズ

A1	Last Train to Paradiso ラスト・トレイン・トゥ・パラディソ	B1	Anthem Internationale アンセム・インターナショナル
A2	She Could Be Mine シー・クッド・ビー・マイン	B2	Serengeti Walk (Slippin' in the Back Door) セレンゲッティ・ウォーク（スリッピン・イン・ザ・バック・ドア）
A3	Crystal Morning クリスタル・モーニング	B3	Hokkaido ホッカイドウ
A4	Five Brothers ファイブ・ブラザーズ	B4	Sweetwater Nights スウィートウォーター・ナイツ

「クリスタル・モーニング」というタイトルは、石川優子の初期にもありましたね。優子さん今、何をしてらっしゃるのでしょうか。

　グルーシン・ローゼン・プロダクションがJVC（日本ビクター）と組んだのが本作。
　制作の主導権はグルーシン側にあったと思われますが、日本側はどのようなカタチで関与したのでしょうね。

　いずれにせよ、GRPが80年代半ばにメジャー・レーベルへのし上がるための踏み台になったのだとしたら、それはそれでいいんじゃないかって気がします。

　グルーシンも日本を意識してか、ソロ・ピアノで「ホッカイドウ」なんて曲をやってます。北海道のイメージを即興で弾いたのでしょうか。
　これを聴くと、私もかつて訪れた北海道の光景、本州とは明らかに違う雰囲気の大地や空、どこまでも続く一本道など頭に思い浮かべてしまいます。

　この「ホッカイドウ」の後に続くB4「スウィートウォーター・ナイツ」がちょっぴりエッチな雰囲気です。リー・リトナーのギター・ソロがいやらしい。

★★★

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Personnel
Dave Grusin: Acoustic Piano, Fender Rhodes, OBX Synthesizer
Lee Ritenour: Electric Guitar, Acoustic Guitar
Steve Gadd: Drums
Don Grusin: OBX Synthesizer, Fender Rhodes
Lincoln Goines: Electric Bass, Electric Upright Bass
Rubens Bassini: Percussion

Executive Producer: Akira Taguchi for JVC
Produced by Dave Grusin and Larry Rosen for Grusin / Rosen Productions
Arranged by Dave Grusin
Recorded by Larry Rosen, A&R Studios, N. Y., January, 1982
Assisted by Ollie Cotton
Digitally Mixed by Larry Rosen and Dave Grusin
Assisted by Ollie Cotton
Digital Equipment: Frank Dickinson
Mastering: Sterling Sound, Ted Jensen
JVC Production Co-ordinator: Takashi Misu
GRP Records Production Co-ordinator: Peter Lopez

Photography: Tom Biondo
Stylist: Lisa Daurio
Hair: Webster McKnight
Design: Daverhone Inc.