ボズ・スキャッグス / ミドル・マン
A1 | Jojo ジョジョ | B1 | Middle Man ミドル・マン |
A2 | Breakdown Dead Ahead ブレークダウン・デッド・アヘッド | B2 | Do Like You Do in New York イン・ニューヨーク |
A3 | Simone シモン(僕の心をもてあそぶ) | B3 | Angel You エンジェル・ユー |
A4 | You Can Have Me Anytime トワイライト・ハイウェイ | B4 | Isn't It Time イズント・イット・タイム |
B5 | You Got Some Imagination ユー・ガット・サム・イマジネイション |
A面によい曲を、つまり前2作のファンが喜びそうな曲を並べてあります。
デンジャラスで挑発的なA1「ジョジョ」に始まり、ノリノリのA2「ブレークダウン・デッド・アヘッド」からみっちり作り込まれたA3「シモン」、そしてしっとり系のA4「トワイライト・ハイウェイ」…。
「どうだ、お前らが聴きたいのはこういう音楽だろ?」とでも言わんばかり。
もしかしたら、ボズは自分がやりたい音楽ではなく、リスナーが求めている音楽を(何者かに)やらされているのではないか、とさえ思えます。
まあ、その何者かってのは、最終的には我々なんだけどさ。
ともあれA面によい曲を並べまくったせいか、B面すべてがアルバムの埋め草のような感じ。
アルバムをヒットさせなければならないプレッシャーで、行き詰ってしまったのでしょうか。
とりわけタイトル曲B1「ミドル・マン」で、今までになく投げやりな雰囲気で歌っているボズを聴くと、ひょっとしたら本当に投げたかったんちゃうか、などと思わずにはいられません。
というか、投げました。ボズ。
本作の後、8年もの間リーダー・アルバムを出さなかったのです。
どうせ出してもマンネリになるだけなのを、本人が悟っていたのかもしれません。
われわれリスナーにも、あまり出来のよろしくないB面はもちろん、やたらと出来のいいA面でさえ、マンネリのドツボに陥る危険な香りがハッキリと感じられるのですから。
デンジャラスで挑発的なA1「ジョジョ」に始まり、ノリノリのA2「ブレークダウン・デッド・アヘッド」からみっちり作り込まれたA3「シモン」、そしてしっとり系のA4「トワイライト・ハイウェイ」…。
「どうだ、お前らが聴きたいのはこういう音楽だろ?」とでも言わんばかり。
もしかしたら、ボズは自分がやりたい音楽ではなく、リスナーが求めている音楽を(何者かに)やらされているのではないか、とさえ思えます。
まあ、その何者かってのは、最終的には我々なんだけどさ。
ともあれA面によい曲を並べまくったせいか、B面すべてがアルバムの埋め草のような感じ。
アルバムをヒットさせなければならないプレッシャーで、行き詰ってしまったのでしょうか。
とりわけタイトル曲B1「ミドル・マン」で、今までになく投げやりな雰囲気で歌っているボズを聴くと、ひょっとしたら本当に投げたかったんちゃうか、などと思わずにはいられません。
というか、投げました。ボズ。
本作の後、8年もの間リーダー・アルバムを出さなかったのです。
どうせ出してもマンネリになるだけなのを、本人が悟っていたのかもしれません。
われわれリスナーにも、あまり出来のよろしくないB面はもちろん、やたらと出来のいいA面でさえ、マンネリのドツボに陥る危険な香りがハッキリと感じられるのですから。
★★★ | 採点表を見る |
Produced and Engineered by Bill Schnee
Principal Musicians
David Foster: All Keyboards and Synthesizers
David Hungate: Bass
Steve Lukather: Guitars
Ray Parker, Jr.: Guitar
Jeff Porcaro: Drums
Strings Arrangements by David Foster Except on A4 Arranged by Marty Paich
Synthesizer Programmed by Larry Fast, Michael Boddicker and Steve Porcaro
Percussion: Lenny Castro
Recorded and Mixed at Studio 55, Los Angeles
Assistant Engineers: Gabe Veltri and Stephen Marcussen
Additional Recording at Sunset Sound, Cherokee and Producers' Workshop
Mastered by Doug Sax and Mike Reese at The Mastering Lab
Photographed by Guy Bourdin
Design: Nancy Donald
Action by Irv Azoff and Front Line Management
Principal Musicians
David Foster: All Keyboards and Synthesizers
David Hungate: Bass
Steve Lukather: Guitars
Ray Parker, Jr.: Guitar
Jeff Porcaro: Drums
Strings Arrangements by David Foster Except on A4 Arranged by Marty Paich
Synthesizer Programmed by Larry Fast, Michael Boddicker and Steve Porcaro
Percussion: Lenny Castro
Recorded and Mixed at Studio 55, Los Angeles
Assistant Engineers: Gabe Veltri and Stephen Marcussen
Additional Recording at Sunset Sound, Cherokee and Producers' Workshop
Mastered by Doug Sax and Mike Reese at The Mastering Lab
Photographed by Guy Bourdin
Design: Nancy Donald
Action by Irv Azoff and Front Line Management
0 件のコメント:
コメントを投稿