A1 | In a Mellow Tone | B1 | Mimosa and Me |
A2 | But Not for Me | B2 | Polka Dots and Moonbeams |
A3 | Theme From Black Orpheus | B3 | A Felecidade |
A4 | I Hear Music | B4 | Sugar, Don't You Know |
A5 | Ev'rytime We Say Goodbye | B5 | Early Autumn |
A6 | Four Brothers | B6 | How Can You Do a Thing Like That to Me? |
エディ?
エディだろ?
なんて、思わず問いかけてしまいました。
たしかに、エディ・ヘイゼルという名のギタリストがいるのは、知っています。
でもこういう人だったっけ。なんかイメージと違うなあ。どう見てもジャズだよなこれ。
ともあれギター+ベース+ドラムスのトリオがスタンダードを演奏する、かなり渋めのジャズ・アルバムです。
ジャケットをごらんの通り、このおっさん、ギター弾きながら歌います。
ほとんどのトラックは、歌が入っています。純然たるインスト曲はブラジルもののA3とB3くらいか。
きちんと歌詞のあるものもあれば、歌詞などなく、シュビドゥバシュビドゥバ…と歌い上げたりもします。「11PMのテーマ」のシャバダバシャバダバみたいなもんです。
高速ギターを弾きつつシュビドゥバと、飛沫をまき散らして激しく歌っておりやす。いやあジャズですなあって感じ。
Audiophileというレーベルの作品。
このレーベル名で、うっかり高音質を期待してしまったそこのあなた。残念でした。
本作、たいして高音質ではありません。ベースの音なんかちっとも聴こえないし。
ただしこのギタリストが発するギラギラしたエネルギーを、あますところなく伝えてくれます。その点で、優秀録音ではなくとも、的確な録音とは言えましょう。
とにもかくにも、ギターとヴォーカルの圧がすごいです。刑務所で相部屋になったムキムキマッチョのお兄さんのように、こちらの意向なぞまるっきり慮ることなく強引に迫ってきます。
しょぼい録音だからこそ、描ける世界がある。
このおっさんの真価は、しょぼい録音でなければわからなかったのかもしれません。
何でもかんでも高音質ならオッケー、というわけではないあたり、アナログの世界はひとかたなりません。奥が深くて、複雑で、混迷していて、そして今日も私たちを魅了するのです。
エディだろ?
なんて、思わず問いかけてしまいました。
たしかに、エディ・ヘイゼルという名のギタリストがいるのは、知っています。
でもこういう人だったっけ。なんかイメージと違うなあ。どう見てもジャズだよなこれ。
ともあれギター+ベース+ドラムスのトリオがスタンダードを演奏する、かなり渋めのジャズ・アルバムです。
ジャケットをごらんの通り、このおっさん、ギター弾きながら歌います。
ほとんどのトラックは、歌が入っています。純然たるインスト曲はブラジルもののA3とB3くらいか。
きちんと歌詞のあるものもあれば、歌詞などなく、シュビドゥバシュビドゥバ…と歌い上げたりもします。「11PMのテーマ」のシャバダバシャバダバみたいなもんです。
高速ギターを弾きつつシュビドゥバと、飛沫をまき散らして激しく歌っておりやす。いやあジャズですなあって感じ。
Audiophileというレーベルの作品。
このレーベル名で、うっかり高音質を期待してしまったそこのあなた。残念でした。
本作、たいして高音質ではありません。ベースの音なんかちっとも聴こえないし。
ただしこのギタリストが発するギラギラしたエネルギーを、あますところなく伝えてくれます。その点で、優秀録音ではなくとも、的確な録音とは言えましょう。
とにもかくにも、ギターとヴォーカルの圧がすごいです。刑務所で相部屋になったムキムキマッチョのお兄さんのように、こちらの意向なぞまるっきり慮ることなく強引に迫ってきます。
しょぼい録音だからこそ、描ける世界がある。
このおっさんの真価は、しょぼい録音でなければわからなかったのかもしれません。
何でもかんでも高音質ならオッケー、というわけではないあたり、アナログの世界はひとかたなりません。奥が深くて、複雑で、混迷していて、そして今日も私たちを魅了するのです。
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The Eddie Hazell Trio
Eddie Hazell: Guitar
Bernie Taylor: Bass
Lou Slingerland: Drums
Album Art Direction: Reg Stagmaier
Cover Illustration: Reg Stagmaier
Suggested by a John Domoney Photograph
Liner Photograph by Stan Godlewski
Liner Text by Ed Fuerst
Recording Engineer: Frank Dickinson
Produced by George H. Buck, Jr.
Production Coordinatpr: Wendell Echols
Eddie Hazell: Guitar
Bernie Taylor: Bass
Lou Slingerland: Drums
Album Art Direction: Reg Stagmaier
Cover Illustration: Reg Stagmaier
Suggested by a John Domoney Photograph
Liner Photograph by Stan Godlewski
Liner Text by Ed Fuerst
Recording Engineer: Frank Dickinson
Produced by George H. Buck, Jr.
Production Coordinatpr: Wendell Echols
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