A1 | Every Kinda People | B1 | Night People |
A2 | Best of Both Worlds | B2 | Love Can Run Faster |
A3 | Come Over | B3 | You Overwhelm Me |
A4 | Where Can It Go? | B4 | You Really Got Me |
B5 | You're Gonna Get What's Coming |
見て下さいよこのジャケット。
ど真ん中に構えたキャッチャーミットに突き刺さる剛速球のように、私の心にスパーンと決まったじつに快いジャケットであります。
プールに浸かって楽しそうなおっさん。なぜ楽しそうなのかって?
そりゃ女性用の水着がプールサイドに脱ぎ散らかされてるんですよ。楽しいに決まっているじゃないですか。こんなに楽しそうなカラスの足跡、そんじゃそこらにありませんぜ。
プール、おっさん、水着。本体はどこじゃ。これだけの画で、見えてはいない(しかし、周囲に間違いなく存在するであろう)女体をアレコレ想像するしかない。
すると、ジャケットに見入っている私たちも、いつしかおっさんと同じように笑顔になっているわけです。
きっと夜のプールなんだろうな。水面にゆらめく光が何だかアダルトな雰囲気。
女性用水着の股布がこちら側を向いています。おもてなしの心だなあ。裏返してくれればなおよかった。
近年、世の中は、かような「助平なテイスト」に関して、どんどん不寛容になってきているように感じます。しかし世間が不寛容になればなるほど、このジャケットはいとおしさを増し、よりいっそう輝くのです。嗚呼。
イギリス人歌手、ロバート・パーマーの大ヒット・アルバム。
冒頭"Every Kinda People"の、スティール・ドラムを大胆に導入した斬新なイントロ。ぶっといベースの音。華美なストリングスに、ほんのりトロピカルで、寂しげなトランペット・ソロ。
ロックであって、ロックでない。ソウルであって、ソウルでない。アダルト・コンテンポラリーという新興ジャンルの定義に、これほどピッタリの曲はないんじゃなかって気がします。
キビキビしたA2、スタイリッシュなギターのA4、仰々しいB3など、どれもこれも楽しく、聴いているうち、自然と笑顔になります。そして豪放なロックン・ロール・ナンバーB5でシメ。ごちそうさまでした。
もし自分が笑顔になったら、誰かを笑顔にできるのかもしれない。それなら、もっともっと笑顔になったろやないか。そんなことを思って聴く1枚。
ど真ん中に構えたキャッチャーミットに突き刺さる剛速球のように、私の心にスパーンと決まったじつに快いジャケットであります。
プールに浸かって楽しそうなおっさん。なぜ楽しそうなのかって?
そりゃ女性用の水着がプールサイドに脱ぎ散らかされてるんですよ。楽しいに決まっているじゃないですか。こんなに楽しそうなカラスの足跡、そんじゃそこらにありませんぜ。
プール、おっさん、水着。本体はどこじゃ。これだけの画で、見えてはいない(しかし、周囲に間違いなく存在するであろう)女体をアレコレ想像するしかない。
すると、ジャケットに見入っている私たちも、いつしかおっさんと同じように笑顔になっているわけです。
きっと夜のプールなんだろうな。水面にゆらめく光が何だかアダルトな雰囲気。
女性用水着の股布がこちら側を向いています。おもてなしの心だなあ。裏返してくれればなおよかった。
近年、世の中は、かような「助平なテイスト」に関して、どんどん不寛容になってきているように感じます。しかし世間が不寛容になればなるほど、このジャケットはいとおしさを増し、よりいっそう輝くのです。嗚呼。
イギリス人歌手、ロバート・パーマーの大ヒット・アルバム。
冒頭"Every Kinda People"の、スティール・ドラムを大胆に導入した斬新なイントロ。ぶっといベースの音。華美なストリングスに、ほんのりトロピカルで、寂しげなトランペット・ソロ。
ロックであって、ロックでない。ソウルであって、ソウルでない。アダルト・コンテンポラリーという新興ジャンルの定義に、これほどピッタリの曲はないんじゃなかって気がします。
キビキビしたA2、スタイリッシュなギターのA4、仰々しいB3など、どれもこれも楽しく、聴いているうち、自然と笑顔になります。そして豪放なロックン・ロール・ナンバーB5でシメ。ごちそうさまでした。
もし自分が笑顔になったら、誰かを笑顔にできるのかもしれない。それなら、もっともっと笑顔になったろやないか。そんなことを思って聴く1枚。
★★★ | 採点表を見る |
Bass: Pierre (Pepe) Brock, Bob Babbit, Jimmy Williams
Drums: Richie Hayward, Chris Parker, Alan Schwartzberg, Keith Benson
Guitars: Neil Hubbard, Paul Barrere, Freddie Harris, Donovan McKitty, James Mahoney, T. J. Tindall, Robert Palmer
Keyboards: James Alan Smith, Steve Robbins, Bill Payne, Louis John Davis, Edward Putmon, Ron (Have Mercy) Kersey
Percussion: Lenny Castro, Alan Schwartzberg, Robert Palmer
Horns: Michael and Randy Brecker
String Arrangers: Gene Page, John Davis
Concertmasters: Don Renaldo, Harry Bluestone
Steele Pans: Robert Greenridge
Background Voices: Brian and Brenda Russell, Robert Palmer
Recorded at The Hit Factory, Media Sound, Sigma Sound Studios
Recorded by Phil Brown, Arthur Stoppe
A Tom Moulton Mix
Mastering Engineer: Jose Rodriquez
Frankford/Wayne Mastering Labs, New York City
Photography: Hiro
Art Direction: Tina Bossidy, Robert Palmer
Executive Production: Chris Blackwell, Dave Harper
Produced by Robert Palmer
Producer: Tom Moulton (A2, A4, B2, B4)
Drums: Richie Hayward, Chris Parker, Alan Schwartzberg, Keith Benson
Guitars: Neil Hubbard, Paul Barrere, Freddie Harris, Donovan McKitty, James Mahoney, T. J. Tindall, Robert Palmer
Keyboards: James Alan Smith, Steve Robbins, Bill Payne, Louis John Davis, Edward Putmon, Ron (Have Mercy) Kersey
Percussion: Lenny Castro, Alan Schwartzberg, Robert Palmer
Horns: Michael and Randy Brecker
String Arrangers: Gene Page, John Davis
Concertmasters: Don Renaldo, Harry Bluestone
Steele Pans: Robert Greenridge
Background Voices: Brian and Brenda Russell, Robert Palmer
Recorded at The Hit Factory, Media Sound, Sigma Sound Studios
Recorded by Phil Brown, Arthur Stoppe
A Tom Moulton Mix
Mastering Engineer: Jose Rodriquez
Frankford/Wayne Mastering Labs, New York City
Photography: Hiro
Art Direction: Tina Bossidy, Robert Palmer
Executive Production: Chris Blackwell, Dave Harper
Produced by Robert Palmer
Producer: Tom Moulton (A2, A4, B2, B4)
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