2019/07/31

Charles Brimmer / Expression of Soul ('75)

A1Let Me Make Love to YouB1Love Me in Your Own Way
A2Please Let Me Come HomeB2We've Only Just Begun
A3God Bless Our LoveB3Just Another Morning
A4I Stand AccusedB4The Music Is Funky (Is It Alright)
 かつてチャック・ジャクソンのアルバムを紹介した際、A1の歌い出しが"Let's make love"なんていきなりにもほどがあるだろ、と指摘したのを思い出しました。
 というのも、本作、A1でいきなり"Let me make love to you"と熱唱してますからね。いちばん大切なこと、いちばん主張したいことは最初に言いましょう、を真面目に実践しています。

 日本のポップスでのっけから「やらせろ」なんて歌詞、ないですよ。同じこと言うにしても、もうちょっと婉曲な表現を試みるでしょう。文化の違いを感じますなあ。

 チャールズ・ブリマーは、ニューオリンズのソウル・シンガーです。本作の他、もう1枚アルバムがあったように思う。
 じつにソウルフルな歌声です。この声で「やらせろ」と歌われたら、もうやらせるしかない。
★★★

Produced by Senator Jones
Arranged by Raymond Jones
A2 Arranged by Wardell Quezell
B4 Arranged by Clyde Toval
Cover Design and Illustration by Hulda Nelson

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