2018/10/28

The Phineas Newborn Trio / Look Out - Phineas Is Back! ('77)

ザ・フィニアス・ニューボン・トリオ / フィニアス・イズ・バック
A1Salt Peanuts
ソルト・ピーナッツ
B1Tamarind Blues
タマリンド・ブルース
A2The Man I Love
ザ・マン・アイ・ラヴ
B2Night in Tunisia
チュニジアの夜
A3You Are the Sunshine of My Life
サンシャイン
B3Sometimes I'm Happy
サムタイムス・アイム・ハッピー
A4Abbers Song
アバーズ・ソング
B4Donald's Dream
ドナルドズ・ドリーム
 私はオーディオ・マニアというわけではなく、貧相な機器で日々、アナログ生活を楽しんでいます。
 だからべつだん、高音質ディスクだからといって大喜びするってもんでもない。大切なのは内容ですからね。
 音質がしょっぱくても、演奏内容がいい方がそりゃうれしいに決まってます。もちろん高音質ならなおよろしいわけですが。

 だからあんまり「高音質ですよー」と釣るのは、いかがなものかと思っちゃったりするんだな。

 下図は本作のライナーにあった解説文。

 機材の型番まで記載されています。素人にゃチンプンカンプンだよ。でも、音はよさそう。

 病魔に侵され不安定な活動を強いられていたフィニアスに、救いの手を差し伸べたのは、彼の才能を高く買っていたレイ・ブラウン。
 久しぶりに巡ってきたレコーディングの機会にハッスルしましたよフィニアスは。弾き惜しみなし。徹頭徹尾フルスロットルときた。じつに達者な、スリリングなピアノ。フィニアス握る演奏です。

 なお本作のドラマーはジミー・スミスという人。オルガン奏者のジミー・スミスとは別人です。
 かつて、ジミー・スミスとジミー・スミスが共演したことがあるらしい。現場は大混乱だったろうな。

 そうそう、金井勇太さんのブログを読んでいたら、このドラマーが登場しました。高嶋政伸さん、美元さんの結婚式でドラムを叩いていたのが、このジミー・スミスなのだそうです。新郎新婦の末永き幸せを願い、心を込めて演奏したことでしょう。
★★★

Personnel
Phineas Newborn: Piano
Ray Brown: Bass
Jimmy Smith: Drums

Produced by Ray Brown
Recorded at RCA Studios, Los Angeles, December 7 & 8, 1976
Photography by Phil Stern
Layout & Design by Norman Granz / Sheldon Marks

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