2018/06/24

The Manhattan Transfer / Mecca for Moderns ('81)

マンハッタン・トランスファー / モダン・パラダイス
A1On the Boulevard
オン・ザ・ブールヴァード
B1Until I Met You (Corner Pocket)
コーナー・ポケット
A2Boy from New York City
ボーイ・フロムN.Y.City
B2(The Word of) Confirmation
コンファーメーション
A3(Wanted) Dead or Alive
おたずね者
B3Kafka
カフカ
A4Spies in the Night
スパイズ・イン・ザ・ナイト
B4A Nightingale Sang in Berkeley Square
バークレー・スクェアのナイチンゲール
A5Smile Again
スマイル・アゲイン
 マンハッタン・トランスファーがいかに人気者であったかは、中古レコード屋を何軒か巡ればすぐにおわかりになるでしょう。
 彼らのアルバムは、ゴロゴロしています。尋常ではないタマ数です。売れても売れても、いっこうに減りそうにありません。

 当然、値段なんてあってないようなもの。中心価格帯は300円くらいなのではないか。500円で売られているのを見ると「ちょっと高いな…」なんて思ってしまうくらい。
 2,000円ほどご用意していただければ、マンハッタン・トランスファー全盛期の名作群を漏らさず買い揃えることができます。どんだけ財布に優しいんだよ。

 とりわけ目にすることの多い本作。
 ポップでカラフルなA面は全曲めいっぱい聴きどころです。就中A5「スマイル・アゲイン」はバラードの逸品。エアプレイの「アフター・ザ・ラブ・イズ・ゴーン」を易々と凌駕しており、グレイドン・サウンドによるロマンチック・バラードの最高到達点ではないか、とさえ思います。
 残念なのはB面。面白くないんだこれが。B面がA面と同じくらいの出来なら名盤になれたでしょう。

 いずれにせよ、300円なら買って損なし。たとえ「スマイル・アゲイン」だた1曲のために300円払っても、惜しくはないと断言します。
★★★

Produced by Jay Graydon for Garden Rake Music
Management: Brian Avnet

Recorded at
Basic Tracks: Dawnbreaker Studio, San Fernando, California
Recording Engineer: Joseph Bogan
Assistant Engineers: Deborah Thompson and Bob Bullock
Overdubs & Mixing: Garden Rake Studios, Studio City, California
Remix Engineer: Jay Graydon
Mastering: A&M Studios, Los Angeles, California
Mastering Engineer: Bernie Grundman
Musicians Contractor: Frank De Caro

Photography: Steven Arnold
Art Direction: Sarah Richardson, Richard De Gussi & Steven Arnold
Graphic Design: Richard Fletcher
Make-up: Koelle

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