2018/06/24

The Manhattan Transfer ('75)

マンハッタン・トランスファー / デビュー!
A1Tuxedo Junction
タキシード・ジャンクション
B1That Cat Is High
ザット・キャット・イズ・ハイ
A2Sweet Talking Guy
スウィート・トーキング・ガイ
B2You Can Depend on Me
親船に乗った気で
A3Operator
オペレイター
B3Blue Champagne
ブルー・シャンペン
A4Candy
キャンディ
B4Java Jive
ジャヴァ・ジャイヴ
A5Gloria
グロリア
B5Occapella
オカペラ
A6Clap Your Hands
クラップ・ユア・ハンズ
B6Heart's Desire
ハーツ・デザイアー
 マンハッタン・トランスファーのリーダー、ティム・ハウザーさんがお亡くなりになってそろそろ4年になりますか。

 マントラが当たる前は音楽だけでは食えず、タクシーの運転手をしていたこともあったのだとか。いつかやってやるぜ、とコンロで拳をあぶる日々を過ごし、やがてチャンスをつかみます。
 マントラのデビューにはベット・ミドラーの後押しがあったそうですね。
 ベット・ミドラーに肉棒奉仕する枕営業でもしたのかな。ベッドの上のベット。つまんねーよ。

 ともあれファースト・アルバムをヒットさせなければタクシーの運転手に逆戻り、というテンパった状況の中、彼らはありったけの実力を叩きつけます。
 両面合わせて12曲と曲数が多いのは、ここでやれるだけのことをやっておかないと、もう次はないかもしれない、という危機感のあらわれだったようにも思えます。

 曲数の多さは、吉と出ました。
 彼らの多彩な音楽性が、それぞれの曲にいかんなく発揮されたのです。1曲1曲が短く、コンパクトにまとまっているせいで、だらけた印象がなくすっきり聴けます。

 古くて新しくて、何よりセンスのいいこのアルバムで、マンハッタン・トランスファーは上々の船出を飾りました。
★★★

Producer: Ahmet Ertegun & Tim Hauser
Management: Aaron Russo

The Manhattan Transfer Is
Alan Paul
Janis Siegel
Laurel Masse
Tim Hauser

Musical Director: Ira Newborn

Assistant in Production: Geoffrey Haslam & Arif Mardin

Vocal Arrangements by The Manhattan Transfer
Music Arranged and Conducted by Ira Newborn
A2 Arranged by Tim Hauser & Ira Newborn

Recorded at Atlantic Recording Studios, New York, New York
Recording and Remix Engineer: Lew Hahn
Additional Recording Engineers: Geoffrey Haslam & Gene Paul

Logo Drawn by Fred Eric Spione
Liner Photo: David Gahr
Art Direction: Bob Defrin

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