Carpenters / Now & Then ('73)

カーペンターズ / ナウ・アンド・ゼン

A1	Sing シング	B1	Yesterday Once More イエスタデイ・ワンス・モア
A2	This Masquerade マスカレード	B2	Medley メドレー Fun, Fun, Fun ファンファンファン The End of the World この世の果てまで Da Do Ron Ron (When He Walked Me Home) ハイ・ロン・ロン Deadman's Curve デッドマンズ・カーブ Johnny Angel ジョニー・エンジェル The Night Has a Thousand Eyes 燃ゆる瞳 Our Day Will Come アワー・デイ・ウィル・カム One Fine Day ワン・ファイン・デイ
A3	Heather ヘザー	B3	Yesterday Once More (Reprise) イエスタデイ・ワンス・モア（リプライズ）
A4	Jambalaya (On the Bayou) ジャンバラヤ
A5	I Can't Make Music アイ・キャント・メイク・ミュージック

　前作『ア・ソング・フォー・ユー』から、この『ナウ・アンド・ゼン』の間に、カーペンターズにいったい何が起こったのかはわかりませんが、圧倒的なほど優れた作品だった前作に比して、今回は普通のアルバムになってしまいました。

　当時の彼らはスケジュールびっしりで、来る日も来る日もあちこちで歌っていたとか。忙しくって疲れちゃったのかな。
　B面いっぱいのメドレーは、あまりの多忙にリチャードが曲作りする時間を取れず、それならありもんの曲を使いましょう、という事情があったらしい。

　つまりB面全面が壮大な埋め草とも言えます。
　ラジオ番組に仕立てた構成で、ヒット・パレードを歌っては次、歌っては次。あたかも流れ作業をこなしているかのようでカレンのヴォーカルはあまり心がこもっているようには感じられません。
　それに対し「燃ゆる瞳」でリード・ヴォーカルのリチャードは、軽快に、ウキウキ楽しそうに歌っています。えらく嬉しそうです。なんでだろ？
「曲作りしないで済んだぞヤッター」ってまさかね。

★★★

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Produced by Richard & Karen Carpenter
Arranged and Conducted by Richard Carpenter

All Vocals: Richard & Karen Carpenter
Keyboards: Richard Carpenter
Bass: Joe Osborn
Drums: Karen Carpenter
Drums: Hal Blaine on A4
Flute and Tenor Sax: Bob Messenger
Baritone Saxophone: Doug Strawn
Recorder: Tom Scott
Lead Guitar: Tony Peluso
Guitar: Tony Peluso and Gary Sims
Steel Guitar: Buddy Emmons and Jay Dee Maness
Oboe, Bass Oboe and English Horn: Earl Dumler
Voice of D.J.: Tony Peluso

Engineered by Ray Gerhardt
Assistant: Roger Young
Mastering Engineer: Bernie Grundman

Art Direction: Roland Young
Photography (Front Cover): Jim McCrary
Illustrations (Front Cover): Design Maru
Illustrations (Inside Cover): Len Freas