2018/06/05

Boz Scaggs / My Time ('72)

ボズ・スキャッグス / マイ・タイム
A1Dinah Flo
ダイナ・フロー
B1Hello My Lover
ハロー・マイ・ラヴァー
A2Slowly in the West
スローリー・イン・ザ・ウエスト
B2Freedam for the Stallion
フリーダム・フォア・ザ・スタリオン
A3Full-Lock Power Slide
フルロック・パワー・スライド
B3He's a Fool for You
ヒーズ・ア・フール・フォア・ユウ
A4Old Time Lovin'
オールド・タイム・ラヴィング
B4We're Gonna Roll
ウィアー・ゴナ・ロール
A5Might Have to Cry
マイト・ハフ・トゥ・クライ
B5My Time
マイ・タイム
 中古レコードを買う人々の性向にも色々あって、たとえばアメリカのアーティストのアルバムの場合、
  1. アメリカ盤がいい
  2. 日本盤がいい
  3. どっちでもいい
の3態に分かれると思います。この他に、
  1. オリジナルがいい
  2. リイシューがいい
  3. どっちでもいい
という分け方もあるでしょう。
 ちなみに私は両方とも(どっちでもいい)派です。

 しかし「ぶっとび邦題」が好きな私はしぜん、ファースト・イシューの日本盤を選ぶことが多くなります。なぜならあまりにもぶっとんだ邦題だと、リイシューの際に「なかったこと」にされてしまう恐れがあるからです。
 最近ではキング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」がなかったことにされてしまいました。

 いずれにせよ、邦題に興味のつきない私が一番悲しくなるのが本作のようなパターン。
 つまり英語をただカタカナにしただけ。これはつまらないですね。
 そんな中、少し気にかかったのが
「ヒーズ・ア・フール・フォア・ユウ」の「ユウ」…「ユー」ではなくて、「ユウ」というのがちょっぴりキャロルな感じっていうか。

 このアルバムは全体的にちょっとゆるめのムードで、B3「ヒーズ・ア・フール・フォア・ユウ」からB5「マイ・タイム」に至る終盤の流れが好きです。
★★★

A3, A4, B2 and B4
Recorded at CBS Studios, San Francisco
Drums: George Rains
Bass: David Brown
Keyboards: Joachim Young
Guitar: Boz Scaggs
Background Vocals: Linda Tillery, Dorothy Morrison and Boz Scaggs
Horns on A4 and B2 by Mel Martin, Bob Ferreira, Tom Harrell and Jim Rothermel
Horns on B4 by Jack Schroer and Jules Broussard
Produced by Roy Halee and Boz Scaggs
Engineer: Roy Halee

A1, A2, A5, B1, B3 and B5
Recorded at Muscle Shoals Sound Studios, Sheffield, Alabama
Drums: Roger Hawkins
Bass: David Hood
Piano: Barry Beckett
Organ and Electric Piano: Clayton Ivey
Guitars: Jimmy Johnson, Eddie Hinton (Acoustic), Pete Carr and Boz Scaggs
Background Vocals: Charles & Sandra Chalmers and Donna Rhodes
Horns: M. S. S. Horns
Produced by Boz Scaggs

Photography: Ethan A. Russell
Graphics: Anne Garner

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