2018/06/02

Billy Joel / Glass Houses ('80)

ビリー・ジョエル / グラス・ハウス
いつまで一つの物にこだわっているんだい、時は動いているんだぜ。
ビリーが美しいガラスに向って投げつけるロック・エナジー!
IT'S SUPER!
A1You May Be Right
ガラスのニューヨーク
B1I Don't Want to Be Alone
孤独のマンハッタン
A2Sometimes a Fantasy
真夜中のラブコール
B2Sleeping with the Television
チャンスに賭けろ
A3Don't Ask Me Why
ドント・アスク・ミー・ホワイ
B3C'etait Toi (You Were the One)
愛の面影(セテ・トワ)
A4It's Still Rock and Roll to Me
ロックン・ロールが最高さ
B4Close to the Borderline
ボーダーライン
A5All for Leyna
レイナ
B5Through the Long Night
ロング・ナイト
 ガシャーンというガラスの割れる音で始まります。
 ジャケットの写真もガラスに投石しようとするビリーだし、A1の邦題が「ガラスのニューヨーク」になってしまうのは仕方ないのかもしれません。

 写真を見ると、ガラスに映った空の色と、ジーパンの色をきちんと合わせているんですよね。
 さんざんはき倒して、こういう風に色の落ちたジーパンってじつに味があります。膝のあたりがヘロヘロなのもグー。

 今回はロックな感じにこだわったようで、ピアノの音が前作より少ないような気がします。ビリーといえばピアノなのに、これはちょっと寂しいなあ。
 ホーン・セクションやストリングスの音がしないので、そのあたりが、リズムの立ったタイトなロック感を醸し出しているのかもしれません。

 いい曲をA面に集めすぎた感があり、B面は凡庸な曲が並んでいる印象。といってもこの頃、調子に乗っていたビリーだけあって、それなりのクオリティは維持してあります。
★★★

Produced by Phil Ramone in Association With Home Run
Words and Music by Billy Joel

Billy Joel: Vocals, Pianos and Synthesizers, Harmonica and Accordion

Russell Javars: Electric and Acoustic Guitars (Rhythm)
David Brown: Electric and Acoustic Guitars (Lead)
Doug Stegmeyer: Bass Guitar
Liberty DeVitto: Drums and Percussion
Richie Cannata: Saxophones, Flute and Organ

Brian Ruggles: Dr. Sound
Steve Cohen: Dr. Lights

Engineered by Jim Boyer
Assistant Engineer: Bradshaw Leigh
Production Assistant: Michele Slagter
Mastered by Ted Jensen

Photography: Jim Houghton
Publishing Administration for Impulsive Music: Carol Freund
Product Management: Jeff Schock

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