2018/10/17

America / Homecoming ('72)

アメリカ / ホームカミング
A1Ventura Highway
ヴェンチュラ・ハイウェイ
B1Till the Sun Comes up Again
陽が昇るまで
A2To Each His Own
トゥ・イーチ・ヒズ・オウン
B2Cornwall Blank
空しきコーンウォール
A3Don't Cross the River
河を渡るな
B3Head & Heart
ヘッド&ハート
A4Moon Song
ムーン・ソング
B4California Revisited
再びカリフォルニアへ
A5Only in Your Heart
君だけの心に
B5Saturn Nights
サタンの夜
 カーラジオからふいに流れてきた「ヴェンチュラ・ハイウェイ」が耳に跳び込んだ瞬間、たしかに、空が見えた。風が流れた。旅をしている気分になった。
 一目惚れならぬ、一耳惚れ。そうとしか言いようのない、この曲との出会い。

 ヴェンチュラ・ハイウェイというのが、どこにある、どんな道なのか知らない。それでもハンドルを握って田舎道をトコトコ走っていた私は、この曲と一体になるのを感じたのです。

 ドゥビドゥビ・フレーズとチキチキ・シンバルが、信じられないくらい幸福に調和しています。このドライブ感。何と表現したらいいのやら。
 居ても立ってもいられず、矢も楯もたまらず、レコードを買いに走りました。

 お店で現物を手に取り、ジャケのあまりのダサさに窒息しかけたものの、ともあれA1さえ聴ければいい、他の9曲はカスでも構へん、そんな気持ちで購入。
 聴いてみるとアルバム全編、なかなかいいじゃん。重苦しい感じの曲もありますが、これとて当時のアメリカの空気です。
★★★

Produced by America

Musicians
Percussion and Drums: Hal Blaine, Gary Mallaber on B1, Dewey Bunnell on B3
Bass: Joe Osborne, Gerry Beckley on B1 and B3
Banjo: Henry Diltz
Guitars and Piano: America
Engineered by Mike Stone With Assistant Engineer Chuck Leary Except B1 Engineered by Bill Halverson
Art Direction and Design by Gary Burden for R. Twerk
Photos by Henry Diltz

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