スパイロ・ジャイラ
全米でも、日本でもその大旋風を巻き起こしているスーパー・グループ、スパイロ・ジャイラのファースト・アルバム遂に登場!!
A1 | Shaker Song シェイカー・ソング | B1 | Cascade カスケード |
A2 | Opus D'Opus オパス・デ・オパス | B2 | Leticia リティーシア |
A3 | Mallet Ballet マレット・バレー | B3 | Mead ミード |
A4 | Pygmy Funk ピグミー・ファンク | B4 | Paula/Paw Prints ポーラ/ポー・プリンツ |
B5 | Galadriel ガラドリエル |
スパイロ・ジャイラのファースト・アルバム。
もともとはインディ・バンド時代の彼らが手売りしていた、自腹アルバムでした。
メジャー・デビューの『モーニング・ダンス』が大ヒットしたため、急遽リイシューされたもの。
スパイロ・ジャイラが好きで好きでたまらない!アルバムを全部聴かないと気が済まない!という熱心なファンでもなければ、とくに買う必要はないんじゃないの、と私は思う。
フュージョンというジャンルが混迷を深めつつ、次の一手を模索していた、そんな70年代後半の空気を感じさせるアルバムで、興味深い内容ではありますけど、世間一般のイメージするスパイロのさわやかフュージョンを期待すると、まあ50点といったところ。
このアルバムの約半分は、さわやか路線。残りの半分は、陰気な曲です。だから50点。
A2、A3、A4、B4、B5あたりの陰気なナンバーを好意的に迎えられるか否かで、評価が分かれるような気がします。もちろん迎えられないからといって、スパイロのファン失格なんてことはありませんぜダンナ。
さて、スパイロ・ジャイラはより売れるバンドを目指し、次作以降、さわやか路線へ舵を切ります。しかし陰気な曲を諦めたわけではなかったようで、以後のアルバムにもA4みたいのが1ないし2曲、さり気なく仕込んであります。
客ウケを狙ってさわやかに振る舞いつつも、陰気な部分を隠し切れないスパイロ・ジャイラの人間臭さが好きなのです。
もともとはインディ・バンド時代の彼らが手売りしていた、自腹アルバムでした。
メジャー・デビューの『モーニング・ダンス』が大ヒットしたため、急遽リイシューされたもの。
スパイロ・ジャイラが好きで好きでたまらない!アルバムを全部聴かないと気が済まない!という熱心なファンでもなければ、とくに買う必要はないんじゃないの、と私は思う。
フュージョンというジャンルが混迷を深めつつ、次の一手を模索していた、そんな70年代後半の空気を感じさせるアルバムで、興味深い内容ではありますけど、世間一般のイメージするスパイロのさわやかフュージョンを期待すると、まあ50点といったところ。
このアルバムの約半分は、さわやか路線。残りの半分は、陰気な曲です。だから50点。
A2、A3、A4、B4、B5あたりの陰気なナンバーを好意的に迎えられるか否かで、評価が分かれるような気がします。もちろん迎えられないからといって、スパイロのファン失格なんてことはありませんぜダンナ。
さて、スパイロ・ジャイラはより売れるバンドを目指し、次作以降、さわやか路線へ舵を切ります。しかし陰気な曲を諦めたわけではなかったようで、以後のアルバムにもA4みたいのが1ないし2曲、さり気なく仕込んであります。
客ウケを狙ってさわやかに振る舞いつつも、陰気な部分を隠し切れないスパイロ・ジャイラの人間臭さが好きなのです。
★★★ | 採点表を見る |
Produced by Jay Beckenstein and Richard Calandra
Assisted by Jeremy Wall
For Crosseyed Bear Productions, Inc., Buffalo, New York
Arranged by Jeremy Wall and Jay Beckenstein
Assisted by Jeremy Wall
For Crosseyed Bear Productions, Inc., Buffalo, New York
Arranged by Jeremy Wall and Jay Beckenstein
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