2018/06/25

Marlena Shaw / Who Is This Bitch, Anyway? ('75)

マーリナ・ショウ / フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ
A1Street Walkin' Woman
ストリート・ウォーキン・ウーマン
B1You Been Away Too Long
ユー・ビーン・アウェイ・トゥー・ロング
A2You Taught Me How to Speak in Love
ユー・トート・ミー・ハウ・トゥ・スピーク・イン・ラヴ
B2You
ユー
A3Davy
デイヴィ
B3Loving You Was like a Party
ラヴィング・ユー・ウォズ・ライク・ア・パーティー
A4Feel like Makin' Love
フィール・ライク・メイキン・ラヴ
B4A Prelude for Rose Marie
ア・プレリュード・フォー・ローズマリー
A5The Lord Giveth and the Lord Taketh Away
ザ・ロード
B5Rose Marie (Mon Cherie)
ローズ・マリー
 本作は世間でたいへん高く評価されている名盤です。
 このタイトルでグーグル検索すればわかりますよ。絶賛、絶賛、絶賛の嵐です。

 しかしながら、どうも私にはピンとこないアルバムです。

 のっけから男女の会話がエンエン続きますが、何を言っているのかサッパリわかりません。
 この寸劇が長い。時間にしたら3分くらいとはいえ、聞き取れないのだからものすごく長く感じます。「はよ終われ」と思ってしまいます。

 この「はよ終われ」という気持ちを、ホンの少しでも抱いてしまったら、もはや私にとっては名盤になり得ません。
 ずっとずっと終わらないでいてほしい、いつまでもどっぷり浸かっていたい、そう感じさせるのが本当の名盤だと思うのであります。

 ちなみにこの寸劇はライナーノーツにみっちり記載されており、英語わからん私でもどんな内容なのかはわかります。
 しかしこの会話、つまんないよ。大の大人が雁首そろえて一生懸命、考えに考えた結果がこの程度なんかい!とビックリするほどしょーもない寸劇です。
 鼻に印鑑つめて「村祭り」を歌うような展開を期待する向きには、レコードの溝をいたずらに消費しているようにしか思えない。

 もちろんこの寸劇が致命的な瑕疵ではないし、おいしいところのいっぱいあるアルバムだとは思うけれども、やっぱり世間が称揚するほどの名作ではないんじゃないの、というのが私の感想です。
★★★

Producer: Benard Ighner
Executive Producer: George Butler

All Vocal Arrangements by Benard Ighner, Except on B1 Arranged by Dale Oehler
String Section Contracted by Jules Chakin
Recorded at The Record Plant, Los Angeles, California
Engineer: Phil Shier Assisted by Michael Bronstein
Mixed at West Lake Audio, Los Angeles, California
Mixed by Phil Shier With Joanie DeCola

Background Singers: Marti McCall, Julia Tillman, Patti Brooks, Maxine Willard

Art Direction & Design: Lloyd Ziff
Photography: Albert MacKenzie Watson

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