2018/05/28

The Wonderful World of Antonio Carlos Jobim ('66)

A1She's a CariocaB1Bonita
A2Agua de BeberB2Favela
A3SurfboardB3Valsa de Porto das Caixas
A4Useless LandscapeB4Samba Do Aviao
A5So' Tinha de Ser Com VoceB5Por Toda a Minha Vida
A6A FelicidadeB6Dindi
 アントニオ・カルロス・ジョビンが、ネルソン・リドルのオーケストラをバックにつまらなそうに歌う企画モノ。
 ボサノヴァというこじんまりとした世界に、ダイナミックかつゴージャスなリドルのアレンジは合いまへん。まるで超満員の東京ドームで、インディ・プロレスを見ているような、ミョーに落ち着かない感じがします。

 ジョビンはリドルとの共同作業を熱望していたそうです。
 リドルとやらせてくれよ、と何度もアメリカ側に要望を出していたにもかかわらず、最初にあてがわれたのがクラウス・オガーマンだったことにひどく落胆したとか。
 あまりやる気の感じられないジョビンの歌いっぷりですが、本人は念願かなって上機嫌だったらしい。むしろ現場では、リドルの方がやる気なかったそうです。
★★★

Arranged and Conducted by Nelson Riddle
Produced by Jimmy Hillard
Engineer: Lowell Frank

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