
A1 | I Gotta Keep Dancin' | B1 | Jammin' Tenderly (Tender Part 2) |
A2 | Me for You | B2 | I Gotta Get Away From Your Love |
A3 | Play by Your Rule | B3 | I'll Close Loves Door |
A4 | Tender Interlude | B4 | What's the Question |
A5 | Tender | B5 | Men Kiss and Tell |
キャリー・ルーカスは、70~80年代にかけて活躍したディスコ・レディです。本作がファースト・アルバム。
数枚あるアルバムのほとんどは、旦那がプロデュースしています。このジャンルではよくあること。
それにしてもこの名前、引っかかりますね。キャリー・フィッシャーとジョージ・ルーカスをくっつけたような。スター・ウォーズのファンにとって、じわじわと海綿体を疼かせるような響きがあります。
ところでみなさん、中原めいこという歌手はご存知でしょうか。
私の世代には、CMソング「君たちキウイ・パパイア・マンコーだね。」が大ヒットしたので、そこそこの知名度がありますよ。

たいていの人にとって、めいこさんは「君たちキウイ」の一発屋に過ぎないかもしれません。でも私は好きですぜ。
私の愛聴盤で、めいこさんの最高峰と誉れ高いアルバム『ミ・ン・ト』に、「眠り姫」という曲があるんですよ。

誰かが言っていました。この「眠り姫」、ドナ・サマー「オン・ザ・レイディオ」をパクったとか何とか。なかなか説得力のある説です。だって私も「眠り姫」を初めて聴いたとき、同じように感じましたし。
しかし本作のA1を聴くと、もしかしたら「眠り姫」の手本はこっちなのではないか、少なくとも何らかの霊感はあったのではないか、そんな気がしてきます。ドナ・サマー方面にアンテナを向けていためいこさんなら、キャリー・ルーカスまでたどり着くことはじゅうぶんにあり得たでしょうからね。
さて本作いちばんの聴きどころは、もっともディスコらしくない、A面のケツからB面のアタマにまたがったテンダー3部作です。
とりわけB1はずっとインストで、キャリー・ルーカスの歌はありません。ノリにノッたキーボード奏者が荒れ狂って弾きたおすフェンダー・ローズのソロに、ただただ圧倒されます。ここだけフュージョンやらクロスオーヴァーなぶっ飛んだ雰囲気で、うっかりダンスフロアで流したら憤怒したお客さんがDJブースに殺到しそう。
B4でも、ちょっとぐったり気味のピアノからギターのソロ・リレーがナイス。本作はイケイケのディスコよりも、あんまりディスコっぽくないトラックに高い音楽性を感じてしまいます。
オーラスのB5はどこかで聴いたことあるな。そうそう、ウランダさんが歌ってましたね。
数枚あるアルバムのほとんどは、旦那がプロデュースしています。このジャンルではよくあること。
それにしてもこの名前、引っかかりますね。キャリー・フィッシャーとジョージ・ルーカスをくっつけたような。スター・ウォーズのファンにとって、じわじわと海綿体を疼かせるような響きがあります。
ところでみなさん、中原めいこという歌手はご存知でしょうか。
私の世代には、CMソング「君たちキウイ・パパイア・マンコーだね。」が大ヒットしたので、そこそこの知名度がありますよ。

たいていの人にとって、めいこさんは「君たちキウイ」の一発屋に過ぎないかもしれません。でも私は好きですぜ。
私の愛聴盤で、めいこさんの最高峰と誉れ高いアルバム『ミ・ン・ト』に、「眠り姫」という曲があるんですよ。

誰かが言っていました。この「眠り姫」、ドナ・サマー「オン・ザ・レイディオ」をパクったとか何とか。なかなか説得力のある説です。だって私も「眠り姫」を初めて聴いたとき、同じように感じましたし。
しかし本作のA1を聴くと、もしかしたら「眠り姫」の手本はこっちなのではないか、少なくとも何らかの霊感はあったのではないか、そんな気がしてきます。ドナ・サマー方面にアンテナを向けていためいこさんなら、キャリー・ルーカスまでたどり着くことはじゅうぶんにあり得たでしょうからね。
さて本作いちばんの聴きどころは、もっともディスコらしくない、A面のケツからB面のアタマにまたがったテンダー3部作です。
とりわけB1はずっとインストで、キャリー・ルーカスの歌はありません。ノリにノッたキーボード奏者が荒れ狂って弾きたおすフェンダー・ローズのソロに、ただただ圧倒されます。ここだけフュージョンやらクロスオーヴァーなぶっ飛んだ雰囲気で、うっかりダンスフロアで流したら憤怒したお客さんがDJブースに殺到しそう。
B4でも、ちょっとぐったり気味のピアノからギターのソロ・リレーがナイス。本作はイケイケのディスコよりも、あんまりディスコっぽくないトラックに高い音楽性を感じてしまいます。
オーラスのB5はどこかで聴いたことあるな。そうそう、ウランダさんが歌ってましたね。
★★★ | 採点表を見る |
Produced by Dick Griffey
Co-Produced by Clarence McDonald
Recording Engineers: Don Holden, Grover Helsley
Mixing Engineers: Don Holden, Dick Griffey
Mastering Engineer: Richard Simpson
Art Direction: Acy Lehman
Album Design: Tim Bryant / Gribbitt
Photography: Ron Slenzak
A & R Coodination: Nancy Atkins
Recorded in The RCA Studios, Hollywood, CA
Musicians
Keyboards: Clarence McDonald, Gregg Phillinganes
Guitars: Carl Lockett, Werner Schuchner (Bear), Marlo Henderson, Jay Graydon, Glennis Jones
Bass: Werner Schuchner (Bear), Nathan Watts, Scott Edwards
Drums: Ahaguna Sun, Raymond Pounds, James Gadson
Percussion: Ahaguna Sun, Fred (Timbales) Lewis
Trumpets: John Parrish, Oscar Brashear, Nolan Smith, Joe Romono
Saxophone: Bill Greene, Ernie Watts, Jackie Kelso, Hank Redd
Trombone: George Bohanon, Grover Mitchell
Background Vocals: Carolyn Willis, James Gilstrap, The Scott Twins of The Whispers, Ahaguna Sun, Dick Griffey, Carolyn Lucas & D. J. Rogers
Co-Produced by Clarence McDonald
Recording Engineers: Don Holden, Grover Helsley
Mixing Engineers: Don Holden, Dick Griffey
Mastering Engineer: Richard Simpson
Art Direction: Acy Lehman
Album Design: Tim Bryant / Gribbitt
Photography: Ron Slenzak
A & R Coodination: Nancy Atkins
Recorded in The RCA Studios, Hollywood, CA
Musicians
Keyboards: Clarence McDonald, Gregg Phillinganes
Guitars: Carl Lockett, Werner Schuchner (Bear), Marlo Henderson, Jay Graydon, Glennis Jones
Bass: Werner Schuchner (Bear), Nathan Watts, Scott Edwards
Drums: Ahaguna Sun, Raymond Pounds, James Gadson
Percussion: Ahaguna Sun, Fred (Timbales) Lewis
Trumpets: John Parrish, Oscar Brashear, Nolan Smith, Joe Romono
Saxophone: Bill Greene, Ernie Watts, Jackie Kelso, Hank Redd
Trombone: George Bohanon, Grover Mitchell
Background Vocals: Carolyn Willis, James Gilstrap, The Scott Twins of The Whispers, Ahaguna Sun, Dick Griffey, Carolyn Lucas & D. J. Rogers
0 件のコメント:
コメントを投稿